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2008年7月15日 (火)

乗り換え、改造=機材への好奇心、期待感!

 ふと、振り返ってみる。
 例えばバイク、色んな単車に乗り換えてきた。バイクの買い換える動機で覚えているのは、

・峠の上りでパワー不足→排気量アップ
・峠でバンク角不足でスタンド接地、マフラー破れ→スタンド撤去、マフラー交換
・峠で切り返しが重い→軽量化、ツイン、シングル志向、2スト志向化

って感じ。そういう方向で行きながらも、知らない世界への関心も捨てきれず、

・マルチは速いの?→リッターマルチを試験的購入
・流行のレプリカは?→取り敢えず購入、しかし即売
・他のビッグ2ストは?→一通り買って比較後売却

って感じ。更には、お気に入りのモデルは意味もなく(永遠に乗るために)複数購入

・RZ350Rに嵌って→RZ系一通り購入
・S4ガンマに拘って→未だに買い増し中、、、、
・Z200系シングルの独特な鼓動感に嵌って→同系を4台購入
・CS250シングルのパンチ力に嵌って→二台購入
・2スト楽しい!?→全クラス制覇中、、、、

って感じ。

で、今の思いは、単車の楽しさは、基本は下りのタイトな峠道が一番楽しい。楽しさの理由は難しい?場面で自在に操る事。で、単車に望むのは、軽さとレスポンス、それに実用域で2速~4速でパワーバンドに一致するクラスのみ。これさえあれば他はどうでも良いって価値観。自分にとっては、ハーレーよりも、ドカよりも、BMよりも、最新のSSよりも、、、、何よりも2ストレプリカが好み。次点は、400cc以下の4stシングル、650cc前後のミドルVツイン。それ以外は眼中に無いのが結論。200台以上の単車を乗り換えた上での到達した答えである。

 次に自転車を振り返る。自転車も昔の段階で、BMX、BTR、昔のクロモリピスト、ロード、スポルティーフ、ランドナー、パスハンターの一通りの車型を制覇。当時的には、DURA ACE、シュパーブプロ、或いは、カンパのレコード、ユーレーのドッパー、ジュビリー等々のブランドは一通りフルで組んでも見た。パイプにしてもレイノルズ531を最高峰に、石渡019、017とか、ビルダーもTOEI、ZUNOW、、、、でも、、、、結局、昔の段階で得た結論も何乗っても答えは一緒って事。
 復活したこの二年の一番大きな趣味の原動力は、当時手を出さなかった(ミニベロの出始めでジャンル自体存在しなかった)小径折り畳みって自転車とアルミフレームの固定シングル(ピストといえばクロモリ!これは昔からそう)ってモデルは、どんなの?って興味だけど、実際、乗ってみると、まぁ、過去の体験したモデルと何ら変わる事は無いし、結果的に感じる風も、同じって事。ベンチマーク的に昔パッケージで組んだモデルと今乗り比べても変化無い訳であり、、、、、
 改めて出した結論は、自転車で楽しいのは自分に身体能力に対して高い負荷を与え続ける事。そして、その負荷を風という形で感じる事だけど、その風は、車型、ブランドでは変わらないモノ。その違いを感じるには、何よりも、ギア比(実質展開量)とポジションに帰結して、それを揃えれば何乗っても一緒って結論で、これは昔の答えと全く同じ答え。

 答えが出た今、今後、趣味との付き合いはどうか?というと、自分なりの答えを求めるための試行錯誤って部分は大きく減るように思う。単車の場合は、最近はめっきりと新しいジャンルに飛び込もうって気は無いし、どちらかというと、操って楽しいと感じる爽快感を得るために乗るって感じだし、自転車の場合も、漕いで何時もと同じ結果が得られるという事を確認するために乗るって感じである。

 少なくとも機材への期待感というのは、今は単車でも自転車でも殆ど皆無である。自分に取って拘るべきポイントが何か?っていうのは定まっており、それさえ満たされていれば、今度は逆に、如何に他の部分を落とせるか?の方が関心が強いところ。その上で、自分の望む単車の自由度、自転車の風が、どこまで落としても変わらず感じる事が出来るか?という方が関心が強い。

 単車ならば、傍目に見て、如何にも走りそうにない、如何にも無理ってレベルで、予想外の自由度を実現できるか?って方が楽しいし、自転車でも、一般の価値観で、それは走らないだろう!ってレベルで、ビックリ風を吹かす方が楽しいのである。

 今までの経験上?の話だけど、かっとび系ツーリングに行くと、ガンマだから速いね!とか、或いは、タイヤのグリップがイイから速いね!とか、そういうバカが身の回りに居たし、そういう戯れ言をほざく素人っていうのは、やはり何時も居る。特にそういう意識を持つ奴ってのは、やはり自分に自信を持っていらっしゃる(二輪車乗りは皆自信家だろう、自分もそうだ、、、)様で、仮に、挑発行動に挫けたりすると、殆ど、機材やマシンが良いね!って方向に話を持ってくる奴が多いのだが、そういう空気が嫌いであり、有無を言わさないような機材や愛車を選びたいって気持ちが奥にあるのである。因みに、そういう輩とのツーリングのためにマグナム80なんかを調達したりしただけだ。

 大きなお世話、勝手な意見だけど、へっぴり腰のおっかなビックリ乗ってるリッターSSとか、肉で身体の動かないレプリカバイクとか、或いは、デップリお腹でペダリングできない超軽量高級ロードバイクとか、、、、そんなのが自分の思いでは一番格好悪いのであり、そういう人が多いが故に、そういう人と同じ価値観で似たようなモノを選ぶという考えに抵抗を感じるという天の邪鬼的な考えもあるのだ。行ってみれば、ブームを形成するマジョリティの意見というか価値観に属するというのが嫌というのもあるのだ。ブームっていうのは注目度が高い事で、主張無しに人が集まるから人が更に集まるというモノであり、そういうブームでの価値観というと、形重視っていうのが多数派であり、その多数派にしても、それなりの自信を持った連中が、例えばリッターSSを選んだり、レプリカメット、レプリカツナギを着たり、自転車ならプロレベルの高級車両に乗ったり、レプリカ装備を身に付けたりするのである。そういうブームの中での大多数の意識っていうのは、イイモノが願いを叶えてくれる!願いが叶わないのはモノが悪いから!っていうのも少なくない。そういう流れで人目を惹くようなモノは敢えて選びたくないのである。良い結果がモノの御陰って見られる事自体不愉快なのである。

 自分にとって必要なのはオリジナリティであり、主義主張であり、自分だけの目的に併せた自分で出した答えに従うという事である。最低限の希望を満たした機材で望む結果を手に入れるっていうのが好みである。

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