ガンと運動
テレビと肥満に引き続き、木曜のニュースで気になったのが、ガンの発生リスクと運動の疫学調査結果のニュース。元ネタは↓。
http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/72/Activity_Cancer.html
8万人の8年の追跡調査によるガン発生リスクと身体活動の相関を示したモノで、興味深いのは、活動度が激しい程ガンのリスクが低いということ。
運動と生活習慣病というのは運動による代謝促進と収支平衡による健康維持だが、ガンに対しても運動行為がリスクを下げると言う事。
運動という行為は疾病とは別に考えれば、純粋にエネルギー消費であり、生体サイクルを活発化するという事実は間違い無いところ。活動量を増やせば、大量摂取、大量消費という事で、代謝が多い、つまりは、身体を出入りする物質の絶対量が多いということで、摂取した物質が留まる時間が短いということも言える訳だ。
ガンというのは正常細胞の変異によって生じるものであり、変異が何故起こるか?は、代謝或いは細胞分裂における外乱が作用しているのも事実。外乱とは何か?というと、生体にとっての阻害物質(ニコチン、アルコール・・・)であったりが思い浮かぶけど、運動の活動度とガンが相関する?って統計的事実があるのなら、自然界の物質を摂取しても体内における滞留時間が長い程、その物質が変質して細胞の癌化に寄与する異物になっているのか?と考えたりする。
人が外部から摂取する物質というと、基本は有機物であり、そのままでは変質、腐敗したりするモノ。特に有機物は、温度、微生物環境等々によって敏感に変質するし、どんな物質でも時間と共に酸化したりするもの。
そんな事を想像すると、代謝が少ないと滞留時間が長くなり、滞留中に変質するモノが、細胞の癌化に影響しているのか?と考えたりするところ。
事実は不明だが、言えるのは、代謝を高める。収支を整える。そして鮮度を保つという考え方が重要か?という事。
ところで、最近見掛ける疫学調査による健康維持のための情報は?ってみると、今の自分のライフスタイルが理想に近い!?と思ってしまう所。
趣味を大事に、運動を定期的かつなるべく多く実践し、これを継続している。そして、しっかり食って、しっかり寝る。ストレスは受けない、、、、、正に完璧か!?とも思うところ。
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