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2008年7月 9日 (水)

洞爺湖サミット、環境問題は?

 最近、テレビ番組では表題ネタが多い。

 で、結果はというと、各国ともに利権を主張して議論は平行線で合意を見ないという流れ、、、、。

 こうやって滅びるのも悪くない。

 でも、排出炭酸ガスの炭素換算量で現在が64億トン/年の排出で、空気中の炭素固定(吸収)量が海洋、森林で合計30億トン/年という実態であり、結果34億トン/年の炭素換算量に相当する二酸化炭素が出ているのは間違い無い事実。

 利権、主張、文化、貧富の差・・・・こんな事は関係なしで物質収支を整えるのが長期目標で合意すべき数値というのは明白であり、現在の50%以上削減が必然なのに、何故に揉めるのか?が判らない。

 第一に目標を掲げる事くらい出来るだろうに、、、、、、っていうのが印象だ。

 どこが、どれだけ削減するか?どこが、どれだけ許容されるか?なんて、細かい事は後でも、兎に角、世界の総排出量を最低でも54%は削減せんといけない訳だ。

 先進国の言い分、新興国、途上国の言い分はそれぞれ最もだけど、言えるのは地球環境は特定の個人のモノではない訳であり、生活している人全てが等しく責任を負うというのが大前提であり、大きな原則論としては、人口数に比例した許容排出量が決まる訳だ。

 今は、カーボンニュートラルとか、排出枠取引とか経済性ばかりが関心の的だが、各国が許容排出量に到達出来ない場合には、余裕のある地域から権利を買うというのは基本的に間違い無いけど、少なくとも、それだけでは貧富の差、発展の差は埋まらないし、国力の在るモノ勝ちになるのは目に見えている。
 他地域から排出枠を購入したら、購入地域の生活レベル、食糧問題、文明の発達レベルを引き上げる義務を明示化するというのが必要だろうけど、今の風潮を見ると、金勘定と利権、利己主義のみがまかり通っているようにも見える。

 こんな詳細は兎も角、総意として50%減というのは簡単に合意しても良さそうなのに、、、、。

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