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2008年7月12日 (土)

歳を取ると総じて、、、

 木曜日は午後から新素材関連の研究会の研究報告会、技術講演会に出席した。
 この研究会は、地元広島のマツダと広島大学が中心となって新素材の利用普及を促進する会合であり、自分は中心となる企業会員とは全く無関係ながら同じ地域に属し、同じ系統の材料を利用した開発を続けているという縁で参加しているのだが、ローカルな研究会ということで知った顔に随分と出会したのである。

 因みに、研究会というような技術的な産官学、産官の会合には1994年頃から断続的に参加しており、時代なりの目新しい?アイテムの検討や開発等を進め、情報収集と人脈の構築を目的に活動している。

 概ね、これ系の集まりっていうのは、比較的若い世代の人が多いのが常であり、特に時代毎に最先端のテーマで会合を持つ場合は、その傾向が顕著である。特に、1994年に参加した研究会では、当時初めて世の中に出始めた技術に基づく研究だったために、発起人の大学教授以外のスタッフという参加企業の研究員の方も殆どが30歳前の人ばかりだったのを思い出すところ。

 当然、研究に携わる人っていうのは、専門分野は基本的に懸け離れる場合は稀であり、自分にしても、1994年当時の研究会参加分野と今の分野は何らかの連続性をもっている。他の人もそうだろう。ということで、今回の研究会においても1994年当時に初めてであった方々が相変わらず参加されている。

 そういう経緯で、昨日の会合では非常に懐かしい顔ぶれと出会う事も出来たのだが、さすがに15年の年月が人を大きく変えているのである。こういった研究関連の業種、特に新規分野というと携わる人自体が不変であり、昨日の参加者、その内、企業、公的機関、大学の研究者の方の殆どが面識のある方だったのだが、みな15歳程歳を重ねており、15年分の変化(老化)をしている。

 職種的にも、身体の動かす時間が取りづらく、デスクワーク中心で、夜遅く迄ってライフスタイルが想像できるけど、そういう環境で15年を経過すると身体がどう変化するか?っていうのが一目瞭然である。研究会で一番インパクトを受けたのは、色んな講演よりも、15年間で研究関連の職種を重ねた人の身体の変化が一様に不健康サイドに変化しているという事実である。
 この事実は、先の記事でも身体活動度とガン発生の相関のニュースではないが、生活習慣病とか癌疾患が職種別にも発生率が一定の傾向を示すのでは?と思った次第だ。

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