食中毒警報第一号発令
表題の如く、広島にて7/2に食中毒警報第一号が発令された。
食中毒防止の三原則は、『清潔』、『温度』、『時間』であり、手洗い、器具洗浄をしっかり行い、食品はしっかり加熱して、さっさと食べるというのが大原則である。
だから、手は指の間、爪の先のように汚れが溜まりやすい所も重点的に洗って、しっかりと温度を掛けて調理する。そして、調理されたモノは時間を空けず、サッサと食するのが一番である。判りやすく書いてあるサイトは↓
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/page/1168819288367/index.html
である。ここで、興味深いのがO157を例に取って説明してあるけど、細菌の室温中での増殖速度の事。15分で二倍である。30分で四倍、45分で八倍、一時間で16倍ということ。
これって、遊び食いをする幼児、例えば、汚い手で二時間掛けて食事をするような子供の場合は、手に細菌が付いていた場合、その細菌は、一時間で16倍、二時間ならば256倍にも増殖する訳である。
上記食中毒防止三原則で一番気を付けるべきポイントは弁当である。
弁当を食べる場合の食中毒注意としては、
1.前日に調理したおかずを使用するときは、入れる前に加熱し、必ず冷ましてから入れる。
2.温かいうちにふたをしない。(温かいうちにふたをするとお弁当箱の中は食中毒菌が増殖しやすい環境になるため)
3.弁当は長時間持ち歩いたり、持ち帰って食べたり、翌日食べたりするのは厳禁。
というところ。作る側の注意としては、最初の段階に如何に清潔さを保てるか?調理の段階では、如何に加熱調理を徹底できるか?最後は、最低でも御飯とおかずは別容器に入れる。果物も別容器という気遣いが必要ということか?
これから夏本番に向けて気温はドンドン上昇し、湿度も高く、食中毒の季節である。食中毒で身体を壊すのは一番バカらしいもの。
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