オートマチックは、、、、やっぱり、、、
只今、車の修理中である。エリオ号は左のフェンダー、Fドア、Rドアに掛けて、夏になって茂った雑木の中に放置されていた違法看板の角でプレスラインを跨るような一本のスジの入った傷を受けたのだが、これを直す事にしたからである。
元々は、来月末が車検であり車の乗り換えも検討していたのだが、大きさ、ミッションタイプ、排気量等々から現在のエリオに変わる車を決めかねており、候補としては、型式認定取得ながらもデビューしていないSX4のMTモデルが最有力だが、登場する気配は無いし、そうは言っても、今ATを購入して直後にMTが出るのも腹立たしいので踏み切れない状況。
そんなジレンマを抱えながらも車検の期日が近づいており、まぁ、最長で二年乗るという前提(言ってみれば二年以内に買い換える前提)で、車を修理することにしたのである。
SX4のMTモデルが出なければ、次期型のレガシーが登場する前に現行レガシーワゴンを買うか、MTを諦めてATのSX4セダンを買うか、或いは、再度エスクードに回帰して2.4Lの5MTモデルを買うかになりそうな状況。
そんな状況で、今週から車の修理中な訳である。で、やってきた代車がスズキのラパンのOEMであるマツダのスピアーノである。
このスピアーノ、コラムATで軽ながらも前席はそれなりの広さ。但し、ラゲッジはDAHONを搭載したら目一杯の状況。いけないのはISO-FIXのアンカーバーが無いのでベビーシートが付けれないという点。
それはさておき、久々に乗るAT車、、、、、たまに乗るには楽珍で悪く無いなぁとも思うところ。のんびり踏んで、のんびり走る。しかし、、、、、それだけの車。運転していて楽しいか?っていうと、これは全く楽しくない。確かに、1.5Lで4WDの重いMTエリオに比べると軽さは感じるけど、楽しさが無いのである。
MT車っていうと、バリバリの大馬力、スポーツタイプって要素が一般的な方程式だけど、自分の場合は、ミニマムでエンジンの回転域を全域使って走るためのMT車であり、できれば馬力は不足気味で、何時も回しきって走るMT車が欲しいのである。
そういう意味で新旧のスイフトスポーツは実に楽しい車であるのだが、如何せん、子持ちの所帯持ちであり、4人乗り+ラゲッジは必須であり、今の生活環境ではスイフトって選択肢は有り得ないのである。
エリオのサイズが4230mm×1690mm×1550mmで軸距が2480mm、ラゲッジにはDAHONが横倒し積みが可能で850mmの奥行きを持つのだが、SX4の場合は4130mm×1730mm×1570mm、軸距が2500mm、これをエリオと比べると、全長で100mm短いけど前のバルクヘッド前の長さはエリオとSX4ではSX4が60mm程コンパクトであり、実質的にリアラゲッジの違いは最大でも40mm程度に留まるので許容範囲といえば許容範囲である。
現行ではSX4はATしか選べないから難しいけど、ATで妥協するならセダンも候補に浮上する。そのサイズを見ると4490mm×1730mm×1545mm、軸距が2500mmという状況。これは、SX4のハッチに比較して純粋に350mm以上のラゲッジ長の拡大を意味して実に魅力的であり、エリオ以上(SX4ハッチがエリオ-40mmだけど、セダンはハッチ+350mmであり、対エリオならば+310mmのラゲッジ拡大となる!)に長尺物が搭載できる訳だ。輸出モデルのSX4スポーツというセダンのMTモデルが入手できるならば最高なのである。
因みに、MTに拘っての最有力候補は現行のレガシーワゴンで寸法は、4680mm×1730mm×1470mm、軸距が2670mmであり、SX4セダンとレガシーワゴンは全長で200mm違い、ホイールベースが170mm違うけど、実質的にボンネットの長さはレガシーが150mm以上長く、全長の差程にワゴンの定番として誇れる程のラゲッジ効率は持っていないのが気掛かりといえば気掛かり。ラゲッジ長はレガシーワゴンはSX4セダン比較で-30mmとなる。全長で+200mmながらラゲッジで-30mmはNGだ。もう少しコンパクトで、もう少し広ければっていうのがレガシーに対する不満だ。これが水平対抗でなく横置き直四でエアウェイブみたいなパッケージなら最高なのに、、、因みに、エアウェイブは4350mm×1695mm×1530mmで軸距は2550mmで魅力的なパッケージ。空間容積ならSX4セダン以上だろうけど、対SX4セダンでは全長で-150mmの差とハイトで+の差でどうするか?を考えると、営業マンとの付き合いによる値引き額、定価の比較から出費が大幅に抑制されるSX4セダンに軍配が上がるところ。
今はMTに拘るなら現行レガシー、ATでも、、と妥協するなら拘りは無いので営業マンとの繋がりを重視してSX4セダンか?というのが昨日迄の意見だが、今日、スピアーノのATに乗って思ったのは、やはりATはたまにしか乗らないから許せる乗り物に過ぎないような気がするところ。
大体、SX4のセダンなんぞ、高齢者向けのセダンの筈であり、1.5Lで今のパッケージに単純にMTを併せて売ってくれれば良いのに、、、、直ぐ買ってやるのだが、、、。それが出来ないなら、型式認定とってるSX4ハッチのMTをさっさと出して欲しいところ。
レガシーワゴンのMTもワゴンでMTという以外には、ラゲッジの割に全長長すぎだし、ボクサーエンジンだし、、、、って気になるポイントが多すぎなのが踏み切れないところ。
ATは買えない。MTでもデカイ車は要らない。MTで小さくキビキビ回して走れる車がやっぱり欲しい!
ということで、今回はエリオ号をキッチリ直す修理に出したのである。勿論、車検も継続するつもりだし、夏タイヤの交換、この冬のスタッドレス交換も予定している。
後二年の内に、エリオの後継がデビューする事を祈りつつ愛車を大事に乗ろうと思うのであった。今年で丸7年、最長で9年乗る事になる訳だ、、、凄いなぁ、、、、。
でも、WRC参戦記念で修理が終わった途端にSX4のMTが出たりして、、、、、そうなると、タイミング悪すぎである。有り得ないけど、SX4セダンボディをベースのワゴン化して2.4LのJ24B辺りを積んだ快速MTワゴンが出れば即決なのに、、、、
そんな中、今ひそかに考えているのは、旧スイスポHT81S型のエンジンだ。1.5Lで型式はエリオと共通のM15A。ならば、エンジン載せ替えて気分一新しようか?なんて事。エリオスポーツ!ってのも悪くないかも、、、、。
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