2型糖尿病の発症遺伝子特定!
表題の病は、若い頃の印象としては小便が甘くなるんだろ?って程度の認識だったけど、自分が中年域になり肥満になり、生活習慣病になり、その終末症状がどうなるか?といった情報を知るに連れて、その疾病の具体名が糖尿病という病で、その糖尿病状態から行き着く状態の怖さが身近?に恐怖を感じるようになってきた。
糖尿病といっても実は二種類あって、1型、2型とあるようだ。
1型糖尿病
膵臓のインスリンを作っている細胞が壊され、インスリンがほとんど出なくなることにより起こる糖尿病で、日本の5~10%の糖尿病がこのタイプ。
2型糖尿病
成人に多い糖尿病で、インスリンの量が少なかったり、作用が弱いことから、ブドウ糖がうまく処理されないために起こる糖尿病。日本では、糖尿病患者の9割以上は「2 型糖尿病」で、高度経済成長がもたらした生活様式の問題、特に「過食」、「運動不足」、「ストレス」、「肥満」が誘引となってインスリンの働きが低下するために、糖尿病発症しているという。この2型糖尿病が最近の問題となった糖尿病で、
・ 40歳以上の人
・ 太りすぎの人
・ 家族に糖尿病の患者がいる
・ 著しい運動不足
・ 妊娠中に糖尿病にかかっていた
・ 体重4 kg以上の赤ちゃんを出産した
・ 病気やけがなどのストレスがある
・ 高血圧である
という条件に多く当て嵌まる程リスクを抱えているという。
ところで、糖尿病っていうと、従来は親子兄弟の誰かが糖尿病になっていると、発症しやすい傾向があると言われる程に遺伝的要素が大きく拘わっているだろうと言われながらも、その発症遺伝子が特定されていなかったのだが、この遺伝子を日本の二つの研究チームが特定した。この遺伝子のDNA塩基配列に特定の変異がある場合は、ない場合に比べて発症の危険性が約1・4倍になるそうで、2型糖尿病発症に強く関連する遺伝子が、日本人で特定されたのは初めてとのこと。元ネタは、↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080818-00000007-mai-soci
であり、このような発症遺伝子と上述のような生活習慣の悪化が重なった時に発症するものということ。
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