エコ替え?
最近よく耳にするのが、表題の『エコ替え』って言葉。特に、車の買い換え?を後押しするような印象が強い。
エコ替えと称して環境性能のよい車に乗り換えることを積極的にアピールしている様子。
但し、エコ替えと称した買い換えの際には、現実問題として下取り車両を中古市場で再流通させるのがデフォルトであり、それは本当にエコ替えに繋がるのかなぁ?というのが素朴な疑問である。
環境性能の悪い車は廃車して登録せずに、原材料としてリサイクルするのならまだしも、、、、という感じである。
そんな事はさておき、果たして、頻繁に環境性能の優れた車を乗り換えていく事と、一台の車を寿命が全うするまで大事に乗り続けていく事を比較した時に、環境性能、省エネ、省資源でどちらが良いのか?は具体的な例と数値を以て示された事は無いのではないだろうか?そんな気がするのである。
環境性能を向上させるっていうと、如何に無駄無くするか?が鍵であり、過剰装備や快適装備が大きく入る程に無駄が付くものであり、実際の新車の状況を見ると、エコ替えなんて高尚な言葉がフィットするような車種っていうのは実に限られているようにも思うところである。
エコ替え、環境性能云々は別として、最近の車の制御技術、安全技術の進歩は目を見張るものがあるんだろうけど、果たして、そこまでのものを機械で生み出す価値があるか?というと結構微妙なモンがあるように思う。
例えば、アラウンドビューモニターを筆頭にした車外カメラかた得た情報をモニターに映し出す機能とか、或いは、CMでやっているような目に見えないものを可視化して映像表現するモニターとか、、、身近なところでは、ブリッピングで減速をスムーズにするATとかもそうだし、、、なんかやりすぎのように思うところ。
やはり機構的にシンプルで伝達時のロスが最小となるコンベンショナルなMTがベストだと思うし、その変速操作時におけるショックの軽減は加速、減速に限らず運転者が慣れて行えば済む事でもある。駐車時における周囲の状況っていうのは本来モニターで確認するもので無いし、本来は運転者が五感を働かして得るもの。極論すれば、将来、前を見ずにモニターを見て運転する事を想像させるのは違和感アリアリである。
目に見えないものを可視化するのもハッキリ言って不要だと思う。その瞬間の空気を感じれば、そこにある危険は予測できるもの。周りの空気を感じる、或いは、鳥観的な視野で全体を感じ、全体を把握する事が出来れば問題無い筈である。
全てを機械仕掛けで機械任せで得るっていうのは、逆に言えば人の意味が無いように思う今日この頃である。
| 固定リンク
コメント
こんばんは!
エコ替えでも台数が増加したらNGですよね、、、やっぱり。
ところで、我が家のエリオ号、最低で二年乗ることにしました。
暑さも一段落、良い季節になってきましたね!
投稿: 壱源 | 2008年8月24日 (日) 22時55分
こんばんは
車のエコ替えと乗り潰すのと・・・
エコ替えしても下取車は外国に輸出されたりしますので結局台数的には増加するとも考えられると...
朝夕は暑さがマシになってきました。自転車に良い季節ももうすぐのようです。
投稿: morimori | 2008年8月24日 (日) 22時48分