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2008年9月11日 (木)

遂に次世代FEDテレビ、量産開始!?

 チョイ前、我が家のプログレッシブブラウン管の不調を記事にしたのだが、その後、スイッチ周りのエアブローの結果、不調から回復して現在は無事に使えている状況。
 でも、家電の寿命から考えると、このテレビもこの先長くは無いだろう?って思っている。

 で、テレビを物色中なんだが、どうもグッと来るテレビが無いのが現状。今年は北京オリンピックという事、春の段階で大容量記憶メディア勝負の決着がついた事(ブルーレイ勝利)で、例年になく液晶、プラズマテレビが売れたそう。特に、来るべき完全デジタル化時代に向けたキャンペーン等で購入意欲が高まったのが理由だろう。

 しかし、この液晶、プラズマ系テレビはどうしても繋ぎの技術のような気がして為らないのである。このテレビの生まれと併行したムーブメントはハイビジョン化の流れ、それに応じた供給媒体の戦いの流れもあり、技術的には完成していても、採用する技術の標準化が定まる前からの戦いであり、初期の液晶、プラズマテレビ(といっても僅か数年未満前)では、フルハイビジョン映像に対応していないとか、HMDI端子が未装備とか、或いは、SD映像表示が極めて粗いとか、コントラスト比が足りないとか、、、、、色んな問題を抱えているが、出だしの製品故に高価であり、消費者は少なくとも今後数年以上は使う筈。
 そして、今の時点で液晶テレビがベストか?っていうと、未だ難しいか?というのが偽らざる感想である。

 現在のラインナップを自分的には繋ぎの製品と判断して、購入決断に踏み切れない最大の理由、それは、液晶、プラズマ共に自発光型でなく、透過フィルターによる発色ということ。車のライトでいうとレンズタイプでありリフレクタータイプではないようなモノ。更に、フィルターの反応自体が遅いのと、フィルターを使うが故にコントラスト比に限界があるということ。

 テレビの本来の姿っていうのは、多人数が一定の距離と様々な向きから画面を見るものであり、表示画面自体が発色発光していなければならないという先入観というか考えがあるので、既存の薄型テレビの透過による発色というのは、真っ正面から見ない限りは有り得ないと思うのである。透過発光というのは、角度によっても色調が変化するし、角度によってバックライトと発光面の距離が変化するので輝度階調も変化する。これはテレビの使われ方から考えると致命的だと思うのである。勿論、液晶では動体追随性が劣るとか、プラズマでは連続的な階調表現に限界があるとかの欠点も有名だが、それ以上に、先の本質論的に用途と機能が合致していないと思うのである。

 で、前回不調となったテレビの代替えで差がしたのが旧式のハイビジョンブラウン管テレビだったけど見つからずペンディング中だったのだが、今年になって自発光タイプのテレビの発表が相次いでいる。

 最初が、春先に発表された三菱のレーザーテレビ。これは自発光レーザー照射で発光するというもので、アメリカでの様子見の後に国内販売が検討されているというもの。

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080215_laser_tv/

 序で、ソニーが2011年を目処に工場買収でパネル量産を開始したというFEDテレビ。

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080702_sony_fed/

 最後が、FEDと同じような原理のSEDテレビでキャノンが長く研究開発してきたもの。遂に、製造スタッフの募集ということで量産開始のようである。

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080901_sed/

 今時点では、この自発光タイプのテレビが買い換えの候補。取り敢えず、二台は調達予定なんで、違うタイプの二機種を購入したいところだが、購入の目処?は、完全に地デジに移行する迄だから、3年弱の内に発表されたモノを検討する事になりそう。

 取り敢えず、ブラウン管が復活したので、問題なく視聴できるので困ってはない。因みに、ハイビジョンブラウン管はやっぱり綺麗である。CATVのSTB(TZ-DCH2810)からBNCでモニターに入れているけど、十分綺麗。STB自体には二番組録画が可能で、その録画はSTB側へのDR(ダイレクトレコーディング)+IR(赤外線)でのタイマー予約接続でアナログ変換後にDVDデッキ側でHDDかDVDにも録画出来るようにしてある。因みに、アナログ変換時には画面の縦横比信号にフィルターを掛けてある。
 こうやって、通常は全てハイビジョンで見て、HDD録画もハイビジョン、但し、保管の場合だけ従来解像度でDVD録画という構成だが、ハイビジョンで見る限り、やはりブラウン管は美しいと思う。ブラウン管の良い所は、ハイビジョン画像も従来解像度画像も共に美しいという事で、この満足感は現在の液晶、プラズマでは味わえない。(実際、家電売り場でハイビジョン画像を放送しているテレビの設定を変えてSD画像を表示させると、相当に粗い荒れた画像となる)

 ところで、液晶、プラズマ陣営に較べ遅れまくっているSEDの東芝、キャノン陣営だが、北京オリンピックなんぞ、テレビ特需というには小さなインパクトに過ぎない。実際は、3年を切ったアナログ放送廃止の時だ。恐らくは、廃止1年前からが本格的な勝負の時だ。開発から市場キャンペーン迄、残された期間は二年、頑張って貰いたいものだ。
 ソニー、パナソニック、シャープって陣営がブルーレイで次世代DVDで勝利したようだが、記録メディアとして考えると、ディスクメディアは過去の遺物かも知れない。仮にディスクメディアが生き残るとすればHDDしかないだろうし、可搬メディアではHD-DVD陣営の中心であった東芝が開発して新工場迄建設しているNAND型フラッシュメモリのようなメモリー媒体のようにも思う。
 メモリー記録+FEDディスプレーでもしかしたら逆転のチャンスがあるかもしれない。

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コメント

こんばんは!
HDブラウン管はイイですよね!
我が家のHDブラウン管も頑張ってます!

でも、遂に登場かも知れません。SED、FEDといった新型ブラウン管テレビ。従来ブラウン管唯一?の弱点である隅での歪みも理論上は無しの正しくネイティブな映像が見られるのでしょうか?
楽しみですね。

投稿: 壱源 | 2008年9月11日 (木) 22時18分

SEDもついに量産化されるのですね。
待ちきれなくて、ブラウン管に戻した者です。

薄型テレビの補正した画質は、どうも馴染めません。
ネイティブな画質のブラウン管の方がシックリきます。

投稿: カジバ | 2008年9月11日 (木) 22時07分

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