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2008年9月29日 (月)

薬の命名、ギャグって良いのか?

 内臓脂肪撃退がナイシトール、ドロドロ血撃退がドルチトール、コレステロール撃退がコレステガード、、、、これが、日曜日に家族と買い物に出掛けた際にドラッグストアでみかけたメタボコーナーで並んでいた薬の名前である。

 チョット、吹き出しそうになってしまった。以前、ナイシトールって名前で内臓脂肪を取る!?に引っ掛けた命名でふざけてる!って思ったところだけど、似たようなのが乱発気味である。メタボって言葉自体、悪ふざけで格好悪い代名詞的に扱われている上に、その対処薬さえもギャグ的命名、、、、

 如何に、生活習慣病というソフトな名前で、メタボって言葉で普及させているけど、現実は、内臓脂肪過剰症で、血液成分異常症とも言うし、高血圧、脳梗塞、糖尿病、痛風、脂肪肝、肝炎・・・・・といった疾病状態に陥っている状態とも言う。本来の正式な病名を表に出して半ば恐怖感を煽る方がまともになるとも思える。

 ソフトな病名、ドラッグストアで売ってるギャグめいた薬で完治するような印象さえ与えかねない現状はチョット違うような気もする。誰でも買えるって売り方の時点で、有効成分は相当希釈してあるだろうけど、こういうモノが常習化させて儲けるのが製薬会社の狙いなのだろうか?実際、売られていた薬は結構高価だったけど、これを飲めば大丈夫という錯覚を持つ人が居たとして、これだけに頼って効果が得られるとも思えないし、効果が現れにくい程に売り上げアップにも繋がるような仕組みだろうか?

 先日の記事でも書いたけど、実際にダイエットというと、摂取制限、コントロールというマイナス系ダイエットとか、このような安易な薬剤依存とか、、、、そういうのは、身体の本来の機能を鍛えるという考えから見ると正反対であり、下手すれば逆効果だと思うのだが、何故か、こういうのが流行っているようだ。

 自分の身体機能をフル活用するようなライフスタイルを作り上げるというのが本当は一番良いもの。ギャグめいた名前の薬で、必要としている人が、買いやすいか否かは知らないが、茶化して対策する症候群では無いのでは無いだろうか?

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