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2008年9月13日 (土)

フレームとジュニアカセットの相性

 先にも素人サイクリストにはジュニアカセット(トップ歯数が13-16T)がお奨め!って記事を書いたけど、シマノの推奨組み合わせからトリプルクランクが不可だったり、市場に出回る一般的なフレームではフレーム干渉の関係から使用がかなり制限されたりするのが現状って話は書いたところ。

 我が家には鋼材系のロードフレームが二本ある。どちらもジュニアカセットが入っている。
 で、その二本のフレームワークとジュニアカセットを入れた時のエンド周り、ステー周りの具合を見ての感想。

 先ずは、ティアグラの9速カセットである14-25Tを使っている小林フレームだ。このフレームは頂き物のレイノルズ531のフレームだが、このフレームとSORAのカセットハブを使って入れたトップ14Tだが、これは実は相当に厳しい状況。エンドはZEUS2000のロングエンドだけど、シートステーとトップ時のチェーンの余裕は殆ど1mm以下って状況。勿論、トップ15Tなんて不可能。スプロケが相当にエンドに近いのも要因の一つだが、昔のボスフリーでは考えられないような位置にトップギアが来るのが最近の仕様と考えれば致し方ないのかもしれない。

 次が、アルテグラの10速カセットである16-27Tを使っているBSフレームだ。ハブは105であるが、どうにかトップ16Tが入っている。っていうか、トップ16T時のチェーンとフレームのクリアランスは、それでも2mm弱程ある。フレームには結構大きな潰しが入っているのも大きい。(小林フレームも潰してはあるが、、、)

 一見、似たようなフレームだけど一方は14Tでギリギリ、でも他方は16Tでも比較的余裕ありだ。フレームの潰しの工夫もだろうけど、エンド形状でチェーンステーがロウ付けされた場所とアクスル(車軸)位置によっても随分異なる見たい。ロードエンドの場合は、アクスルを前方(下方)にずらせばシートステーとチェーンの干渉は逃げられるけど、ロングエンドで路面と平行気味にアクスルを動かすようなタイプの場合は、アクスルを前方に移動させるとチェーンステーとスプロケの干渉も気になるところ。

 そんな事を考えると、エンド形状としては上下方向に幅広のエンドの方が、トップ歯数の大きなジュニアカセットを組み合わせるのに都合が良さそう。あわよくば、ショートタイプのロードエンドの車両が爪の向きからも良いかも知れない。後は、最近のパイプを差し込むタイプのエンドでは潰し加工等が出来ないんで今一かもしれないということころ。

 ところで、フレームに対する感心があるのは、今回のTTバイクが具合良かったら、そのコンポーネントをそっくり移植可能な最新のフレームを作ってみようかな?って思うからだったりする。

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