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2008年10月 4日 (土)

カーボンフレームは最高さ!?

 カーボンフレームはカーボン繊維を編んでシート化したモノをフレーム形状で成形したものである。この繊維シートを形状に合わせて重ね方等を工夫することで必要なところに必要な強度をあたえ、不要な部分は限りなく薄くして強度設計が三次元的に行えるっていうのも他の材料によるフレーム以上に強度的な設計自由度を大きく上回っている。単純なCFRPパイプであっても材料特性は自由自在に調整する事が可能であり、これは従来材料では肉厚や形状での調整に限られていた部分の調整手段を大きく拡げるという意味でも優れた特性を有しているようだ。
 カーボン材をフレームに用いると、このような強度設計のみならず、一体成型することで明確な接合部を無くし、接合部における応力の集中等も避けることが出来たりして、最高の素材とも言えるのである。

 そんな理由もあってか、競技者の殆どが今やカーボン材を使うのが当然となっており、それを範とする各社のフラッグシップモデルや高級モデルの多くは、競うようにカーボン材フレームをラインナップしている。

 勿論、カーボン材自体は単純に言えばカーボンで補強したプラスチックであり、有機材料的には熱硬化性エポキシ樹脂故に、樹脂の紫外線に対する弱さであったり、経年変化といった弱点もあるけれど、そんな性質は、日常においては気にする程では無いと思うのである。

 そう、性能?的にはカーボン材料っていうのは最高の選択だと思うのだ。

 で、自分は次買うフレームは何にするか?っていうと、実は、一番最初に除外するのがカーボンフレームだったりするのだ。カーボン材で許せるのはフロントフォーク迄かなぁ?って思うのが自分の選択である。カーボンよりもアルミか鉄が良いかなぁ?と思うのである。

 先に示したように、カーボンフレームは強度設計の自由度が極めて高く、剛性が必要な部位、そうでない部位、しならせたい部位と要求仕様に併せて自由に素材をコントロールできる特徴がある。それ故に、無駄のない高性能なフレームが得られると思うのである。
 しかし、自分が自転車に乗る状況を考えれば、自転車の用途に似つかわしい衝撃を加えないとも限らないのである。町で遭遇する段差、或いは、立ちゴケ、脇見で電柱と激突、立てかけていた自転車が倒れる、、、、そんな状況を考えると、そう言う時は、得てして、転けた場所にブロックが転がっていたりするものである。

 そんな時にカーボンフレームはどうか?って考えると、レースユース志向で作られたフレームは走行時に受ける負荷を想定して設計されているものであり、落下や転倒での負荷は考えていないのでは?って思ったりするのである。更には、一体成形することで得るメリットに隠れて生まれる無駄の排除故に生じる、局部強度の低下っていうのは打刻的衝撃に極めて弱いという問題も抱えるのである。

 そう考えると、街乗り主体の素人使用では、性能の高さを実感する前に、想定外疲労への弱さが問題となるように思うのである。そう考えると、少々の想定外の衝撃にも安心?なアルミとか鉄が良いかなぁ?と思うのである。
 高級なクロモリっていうと超薄肉故に凹みが怖いので、そういう点では肉厚気味のアルミの方が安心か?とも思うし、或いは、雌ねじが切ってある部分を考えればアルミにネジを切る構造自体が不安故にクロモリが良いか?とも思ったりするのである。

 世間では、クロモリのしなりが心地よいって言われているけど、自分はクロモリフルサイズの乗った感じよりも、小径車やアルミフレームのラングスターTTのようなカチッとした感じの方が好みである。
 話しがそれるけど、クロモリやカーボンのしなりが快適という意見をよく見る一方で、サスペンションストロークのパワーロスが不快という意見もよく見る。でも、考えてみれば、どっちも車体の一部が変形しているのであり、全体が意味不明の変形をするよりも、変形すべき箇所が僅かに変形するというサスペンション構造の方が解りやすいとも思うのである。(この理屈、単車のレプリカブームでも言われていた事。'88のNSR250R、RC30の時代は超高剛性フレームと優れたサスペンションで乗り手を選ぶけどカチッとした操縦性で戦闘力はピカイチって言われていた。しかし、'91NSR以降のホンダ車が剛性を落として乗りやすくしたって謳い文句だった。でも、当時乗って思ったのは、好みは'88前後のガッチリ系だったし、最近ではSV650系の話しもそう。前期のパイプトラスフレームのガッチリ感は良いけど現行のトラス風ダイキャストフレームの抜け感は今一。)で、乗り心地を追求するならば、しなるフレームとかサスペンションが良いのは理解できるけど、カチッとしたいなら頑丈なフレームの方が好みなのである。

 一般に、クロモリフレームがしなるっていうのは、薄く作っているからしなるのであり、クロモリフレームでも頑丈に作ろうと思えば出来るのである。多少は重くなるかもしれないが、そういうモノである。アルミフレームの良さは肉厚さ故のガッチリ感であるが、ネジが弱そうというの気掛かりな訳で、それならば肉厚のスチールパイプが頑丈かつネジも安心って思うのである。

 ということで、自分が買う候補は、チョット重めのクロモリフレームなのだ。できれば断面形状が太めで一見アルミっぽい鉄フレームが良いなぁ、、、って思うのである。カーボンフレームなら1.5kg以下、アルミフレームなら2kg前後、軽めのクロモリフレームなら2kg台前半だろうけど、仮に買うならクロモリで3kg以上のクロモリフレームが良いかなぁ?と思うのである。

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