金曜は水泳の日!
金曜日は水泳の日である。
二ヶ月で20kg以上を減量した時は、週5日(SC休館日の火曜、日曜以外)が水泳の日だったけど、今は忙しさ等々もあり週1日のペースだ。
そんな水泳日だが、通う回数が減ると、考える事も増えるもの。
木曜日のNHKの『きよしとこの夜』って番組に、ソウル五輪のメダリストである鈴木大地さんがゲスト出演されていたが、そこでの話しは水泳のススメであった。
勿論、既知の事ばかりだけど、改めて聞くと、結構意識の外に行っている内容が多く、ハッとしたところ。
水泳の一番の効果、、、、、、それは、体温より低めの水温に身体を入れる事からくる効果だ。水泳では、水温による皮膚への寒冷刺激と体温が水に奪われるのを防ぐために、体温を保つように機能する。心臓は活動が盛んになり血圧を高め、血液循環を速めて体全体を温める。結果として新陳代謝が旺盛となり、健康増進につながる。更に、水温や水圧による皮膚への刺激が血液循環を促進し、ホルモンの分泌活動を高め、滑らかな肌をつくる。これがアンチエイジング効果で、大地さん曰く、、、、『僕、実年齢より若いでしょ!?』ってことだそうだ。
第二の効果が独特な呼吸法。水泳では、基本的には顔が水面下にある時に息を吐き出し、顔が水面上に出た時に息を吸い込む運動を繰り返す。この一定のリズムで反復する水泳独自の呼吸法が肺の活動を活発にして肺機能をより強くし、血液を全身に送り出す心臓の働きをも活性化させるそうだ。これは、同じ有酸素運動でも自転車では得られない効果である。スポーツ心臓が欲しければ、水泳こそが最強のエクササイズとなる訳だ。
最後に水泳を楽しくする秘訣は、何と言っても、水泳で爽快感を感じること。つまり、水中での滑空状態が実感できること。これは、やっぱり泳いだら進むということ。すすむためには、、、、上半身で特に、手の平だけでなく、腕全体で水の抵抗を感じながら後方に水を追いやるような動作を習得するのが肝だとか、、、、
ということで、金曜のテーマは腕による水送りが実感として得られるか?を確認しながらの水泳と決めたのだ。
因みに、自分的にダイエットの目的は、新陳代謝のアップを掲げているけど、その幹となるスポーツに水泳を選んでいるっていうのは、強ち間違いでは無い感じである。今の自転車っていうのは、そうやって得た心肺を使って簡単に楽しむ趣味の一つに過ぎない感じ。筋トレ等は、自転車のためというよりも水泳のために近い訳だし、、、、
ところで、何故に新陳代謝を高める事を目的にしているか?っていうと、人生の最後の時間は自分の好きな事三昧で暮らしたいのだが、人生の最後の時に、身体機能が終了していては何も出来ない。人生最後の時であっても身体機能を高い状態で保つ事が、その時にしたい事の制限が少なくなる事でもある。
現代では定年延長で65歳定年制も広まってきたけど、基本は60歳定年がデフォルトでそれ以降は嘱託契約。更に、一昔前は定年年齢は55歳程度のモノである。
人生70~80年なら55歳時点で残りは15年~25年程度のもの。普通、衰えを意識させず不具合の無い身体を持っているのは、、、、長くても60歳迄だ。今の時代、40歳過ぎれば終了したような身体の持ち主は沢山いるし、50歳すぎれば相当に衰えている感じが強い。ならば、昔の定年年齢の55歳では既に多くの人間は体力的、健康的に終わっているとも言える。55歳迄は何らかの仕事をするにしろ、リタイヤする場合も想定している55歳において、少なくとも、今レベルの体力は維持しておきたいのが願いであり、心の定年である55歳時点で、日本全国バイクで温泉巡りとか、老年による24時間サイクリングなんかが出来るようなパワーを維持したいのが、今運動して新陳代謝を高める理由の一つなのだ。
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