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2008年10月23日 (木)

ブームは上り調子?下火?

 今は自転車ブームだそうだ。この時期、例年ならば売れ残りの当年モデル(今年なら2008年モデル)がお買い得商品として販売されるけど、今年は無いそうだ。メーカー各社とも、ロードレーサー(ピストを含む)、小径車、折り畳みを中心にラインナップが急激に充実している。

 しかし、マーケットの拡大に併せて過当競争が生まれると、利益の配分は小さくなるのも現実で、売れる程に、売る側が増えて、儲けが減るという事にもなる。また、充実しすぎると、趣味性の物故に、他人と違うという理由が、誰でも同じという部分に変化すると、これまで過ごした人の足が遠のくのも現実だ。

 過去の様々なブームがそんな風に栄枯盛衰を繰り返してきた。

 最近は、原油価格の下落により、これからはガソリン代の高止まりって状況も緩和されるだろうし、季節的にも寒くなる。来年の春はどうか?が気になるところ。

 そんな事を思うのは、自身、最高の趣味はモーターサイクルだが、そのモーターサイクル趣味の人の多くがやはり自転車に嵌っていたのが、去年、一昨年の話し。実際、単車乗りのサイトにも自転車が取り上げられていたりしていたし、知り合いにもそういう人が多かったように思う。
 しかし、ふと単車乗り系サイトの自転車コーナーを見て回ると、今年に入って自転車に乗られた形跡が無いというか、自転車熱が冷めたとういうか、そんな感じの人が結構居る。
 そもそも、自転車競技なんぞ、各種競技の中では人口比率は最小レベルの話しであり、それがブームとなって消費を牽引するのは、そんな競技者級よりも、他趣味からの流入、或いは、実用+軽い一過性趣味で流入したお気軽級の人が多かったためである。

 そんな実体だと思うのだが、他の趣味から入ってきた人が少しずつ遠のいているのか?と思う。逆に、自転車ブームという事で、メディアへの露出度が高まり、より気楽に、より遠いジャンルからの流入でという感じで拘り度が低いながらも多くの人が入る事で今の状態が作られているのか?と思ったりする。

 ブームとは、一部の愛好家の世界から、そのマニアックな世界が注目を浴びて、その世界への精通欲で愛好家の数が増える。そして、その世界に近い世界の人が注目しムーブメントが起こり始める。結果、メディアへの露出が高まり、軽い関心による多数の人の注目で爆発的に広がる。最終的には、その関心度の希薄さ故に飽きられて衰退する。とそんな隆盛を示すと思うけど、ここ最近の自転車の売れ具合を見ると、特に手の届きやすい価格帯、ロードバイクならば数万円~20万円程度のモノを多く見るけど、その選択を見ると、一過性の流入現象期に突入したのか?と思えるのである。

 折り畳み、小径車ならば高くても5万円程度、ロードバイクなら15万円程度を中心に売れているというか、見掛ける頻度が高く為ってきた感じ。
 去年、一昨年は、どちらかというと、小径でも10万円以上、ロードバイクなら30万円以上が多かったけど、最近は見掛ける台数が増えて、一見、二極化の傾向に見えるが、実体は入門、ローエンドクラスの普及であり、これは一過性の自転車増を暗示しているように思えるのだ。

 このような普遍現象と、先の単車趣味人の高級ロード離れ(彼らは、ピナレロとかスペシャのS-Worksとか、コルナゴとかに乗ってたけど、、、)は、市場の意識としてはブームはピークを過ぎた事を示しているようにも思う。まるで、単車レプリカブームにおける1988年頃の感じである。注目度は1988年が高かったけど、実際のピークは1982年、狂乱期は1987年迄。1988年は供給側はイケイケだが、市場側は冷め気味。1989年は大変革、その後マーケットは1/5に衰退。というか、1980年以前のブーム前の標準状態に戻っただけ。

 自転車も2003年以前の状態に戻るのかなぁ?と思ったりする。

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