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2008年10月16日 (木)

飲酒リスクに脳縮小?

 喫煙リスクで肺気腫、肺ガンの発生率アップって話は有名な話だが、飲酒習慣にもリスクがあって、飲酒リスクで新たに判った事が脳容積の減少率が飲酒習慣によって左右されるという報告だ。
 加齢による脳容積の減少は、生涯にわたり酒を飲まなかった人が最も少なく、過去に飲酒して今は飲まない人、適度な飲酒をする人、過度な飲酒に溺れる人の順に脳容積の減少率がアップするそうだ。

 脳といえば、持っている脳細胞の10%以下しか使わないと言う一方で、アルツハイマー症では脳の萎縮が少しでも確認されれば症状を発症するとかの話も聞く。
 となると、脳容積の減少も僅かなら気にする必要もないとは言い切れない恐さもある。

 アルコール(R-OH)は分解されると、アセトアルデヒドに分解される。このアルデヒドは強い毒性を持っており、これが増えると酔った症状となる訳で、このアルデヒドの脱水素酵素を持つ人が酔いに強い人とも言われている訳だが、アルコールを摂取すると血中アルデヒド濃度が高くなるのは事実であり、この毒物の影響として脳の萎縮にも影響するのだろうか?
 因みにアルデヒドの過剰蓄積は、細胞の癌化にも作用する事が知られている。アルデヒドは肺から呼気として咽頭を通り、咽頭粘膜細胞を癌化させる。他にもアルデヒドは食道粘膜を痛め、食道ガンが発症させる事も知られている。

 まぁ、あんまり書くと気分が悪くなるからNGだけど、酒も煙草もホントは辞めるのが一番なのかもしれない。

 ところで、脳が萎縮するとか、容積が減少するとか言っても、実際、酒飲みで煙草吸いでも強烈に頭の回転が速い人、驚きの発想を生み出す人は沢山いるのも事実だし、煙草も酒もやらないでも、言葉の脈絡の読めない人、驚くほどに鈍い人が居るのも事実。脳の萎縮とか言うと、頭が悪くなるとかの印象を持ちかねないけど、実際は、頭の善し悪し、知能の高い低いに影響が出るのでなく、日常行動で無意識な動作で脳が司る部分が機能低下するんだろう。一瞬の記憶のパージとか、ど忘れとか、、、そんな部分でジワジワと影響が出てくるんだろう。

 何にしろ、体細胞は脳に限らず積極的に活動させるというのが退化防止に最高の妙薬となる訳であり、脳細胞を活性化させるような行動を心掛ければ、仮に脳が萎縮したとしてもその影響は少なくなるようにも思う。実際、脳が萎縮して観察した診断ではアルツハイマーと言われてもおかしくない人が行動検査ではアルツハイマー症の症候は一切現れていない症例も実際に在る訳で、ガンガンに頭を使うっていうのが一番大事なんであろう。

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