健康器具で事故多発!?
表題の測定は無事に終了!って言いたいところだけど、右耳の高い周波数側が難聴気味ということで、次から次へと毎年不具合が現れるのは、なんともし難いもの、、、、
まぁ、レントゲン、バリウム、血液検査の結果は暫く後なんで、その時に結果を見て判断するのだが、、、、、
最近は、健康ブームということで、健康診断の結果をみんな結構気に掛けたりしている。そして、心配が起きれば、ジム通いを始めたり、健康グッズを買ったり、サプリ飲んだりと行動を起こされる方が多い。
そんな中、目を引いたニュースがこれ↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081026-00000561-san-soci
記事によると、健康グッズによる事故原因は特定されていないようだ。
しかし、これら健康グッズで事故に結びつくようなのはフィットネス機器であり、本来はスポーツクラブに設置されているようなモノ。これを家庭に!ってのが最近の傾向だが、この手の機器は、本来はトレーナーの説明に従った利用が原則であり、家庭で器具を買ってもトレーナー迄は付いてこないのが現状。
更に、この手の器具でジムにあるようなのは実は相当に高価で手軽に買えるような価格では無いのだ。
それを家庭に持ち込むとなると、実は機能や構造は相当に簡略化されており、製造国も日本以外の国(中国、台湾、インドネシア)の場合が多い。勿論、外国製造が悪いとは言わないが、少なくとも値段なりであり、各部の仕上げとか安全装置は相当にいい加減と言わざるを得ない。その辺を留意して使わないと、結構危ない。
実際、我が家にもフィットネス機器を何台か導入したけど、フリクション式のエアロバイクでは負荷と時間を掛けすぎると発熱によって負荷が全然変わってくるし、摩耗粉が激しく出る。ダンパー式のベンチプレスではグリップシャフトの溶接部が破断して溶接修理を何度か施した事がある。腹筋、背筋台では膝掛けバーの位置が不適切(台の斜度固定ボルトと兼用している場合が多く、それではNG、膝下のバーと足首のバーは脚の長さで調節しないと使いにくい)で、そのまま利用すると腰を痛める。
一番イイのは、エアロバイクなら三本ローラーに負荷ユニットを乗せるのがガシガシ行けて最高だし、胸筋きたえるならばフリーウエイトのバーベルベンチプレス、腹筋、背筋は簡単なシットアップベンチでOKだ。変に横着して鍛えるってタイプや、大きさの割にリーズナブルというか安価っていうのは、なんらかの不具合やリスクを抱えるモノ。それは値段なりな訳で、その不具合を修正する気構えや、リスクを解消するような配慮を持たなければ大きな代償を払う事になる訳だ。
この辺りに留意して機材選びをするのが大事。まぁ、体力強化に回り道無しである。簡単に効果が得られるという謳い文句程、実質効果が得られないモノ。
細くするために窶れるのはダメである。細くするのは無駄を排除する。無駄=脂肪であり、脂肪を使う筋肉を増量する。筋肉増量には10RM値の負荷運動をサーキットメニューで組んで地道に毎日1時間程度ずつやるのが一番。10RM値なら身体も痛めない。1RMで追い込むのはお奨めしないし、心拍数からみた運動強度で90%級を攻めるのもお奨めしない。10RM負荷で程良い汗を掻きながら長時間ってのがお奨めだ。それには、本格的な機材よりもシンプルな機材こそがふさわしい。シンプルな機材では故障を招く事は少ないと思う。
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