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2008年10月25日 (土)

誘導系ブログは雑紙の裏表紙と同じか?

 ブログには色んなブログがある。
 個人の思い付きや日記的な物が多いけど、中にはブログの文章を長々と追っていくと、金銭を要求するような商品に行き着くようなブログも結構多い。

 系統的には、これを実行すると無理なく簡単に痩せる事が出来る!とか、最近話題の生活習慣病、糖尿病を簡単に治す事が出来る!癌が無くなった!とかが目に付く。キーワードは健康と美容で、これ系のノウハウ本をネットでダウンロード出来ます!って奴だ。
 そのダウンロードページに行くまでは、言われている問題の症例を紹介し、その症例に対する一般的な処方を紹介し、その処方による挫折者の例を紹介した上で、全く新しい考え方で問題を根絶する方法が発見出来た事を誇らしげに紹介する。
 そして、このノウハウ本によって成功を得た体験者の話を長々と紹介するパターンである。

 これって、ネット上のブログという体裁を取っているけど、雑紙の裏表紙なんかでよく見掛ける幸せを呼ぶキーホルダーとか、開運宝石、或いは、開運!男のアクセサリーみたいな感じで、その成功者のお便りが余白を埋めるって構成とまるっきり同じである。

 そういうのを信じる奴は殆ど皆無だろうけど、そういうブログからのトラックバック等もあり、結構迷惑である。

 ブログってのは確かに安易かつ安価な宣伝媒体になるけど、商売の宣伝方法と考えると集客力が無いと駄目である。上述のようなブログってのは殆どトップページだけで怪しい雰囲気なんで、それはネットに存在しても、トラックバックを返しても、誰も見ないのである。ブログを登録しているサーバーの負担、ネット回線のトラフィックを増やすゴミにしか為っていないのである。自分からトラックバック宣伝しなければ人目に触れないようなゴミブログは、その運営する手間の方が、引っ掛かるカモによる利益を上回るのでは無いだろうか?

 ブログっていうのは、人目に触れるかどうか?が重要だろうけど、集客力を得ようとすると、やはり更新頻度だろう。それを商売と捉えると人件費になる訳で、その人件費を掛けなければ集客力は高まらない。この人件費と宣伝効果、宣伝によって商売するならば、収益性を天秤にかけると、あまりにもブログ数が多いために、却って埋没して投資効果が得られないように思う。ブログで商売に結び付けるようなのは、いっそ禁止にしてしまえば良いのに、、、、、。

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