ダイエットに効果的な筋力強化
ダイエットを短時間で効果的に行うには、運動の際に動かす筋肉を増やす事である。つまりは、筋肉を蓄えることだ。同じ時間で同じ部位を動かすにしても、その部位に沢山筋肉が付いていたら消費カロリーは当然増える訳で、ダイエット効率アップには筋肉量アップが必然である。
筋肉量アップ=筋肥大って事だが、筋肥大を行うには、どういったトレーニングが良いか?ということだ。
自分は、筋トレを初めて16年が経過した。16年間のトレーニングは筋トレ+有酸素運動の水泳が基本だが、この筋トレの部分は少しずつ変わってきた。
最初は、筋トレ=力試し的な遊び要素が多かったけど、今はRM(Repetition Maximum)を意識した筋トレを行っている。このRM値っていうのは、繰り返し可能な最大負荷の事であり、1RMっていうのは一回だけ出来る最大負荷の事。例えば、フルストロークのベンチプレスで1RMは幾らか?っていうと110kgである。2RMは続けて二回出来る負荷で、105kgってところ。で、10RMってのが10回続けて出来る最大負荷の事で、例えば80kgとかのような値である。
このRM値が小さいと筋力自体の強化になり、RM値が多いと筋持久力の強化になる訳だ。筋トレでは、局部の筋肉を使うために使用箇所を分散させて行うと一定の負荷を連続して行えるが、これがサーキットトレーニングである。このサーキットトレーニングの単位メニューで強化したい筋肉をどうしたいか?を考えるのである。自分の場合は、下半身は筋持久力強化、上半身は筋力強化を期待しているので、下半身のサーキットトレーニング時の単位メニューはRM値が大きくし、上半身の場合はRM値を小さくしている。
因みに、筋肉増量を目的とした場合は、一般にRM値は10回程度の負荷を設定するのが効果的とされている。
だから、筋力強化を狙うなら、運動メニューにおいて10RMとなるような負荷を決めてサーキットトレーニングするのが、実はダイエットに最大の効果を発揮してくれるのである。
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