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2008年10月22日 (水)

心疾患の1/3がジャンクフード原因かも

 Yahooのニュースで目を惹いたのが、世界の心疾患の35%は、揚げ物や塩分の多いスナック菓子、肉といった食品が原因となっている可能性があるという研究結果を伝えるニュースだ。
 この報告は1999年2月から2003年3月にかけて52カ国で、初めての心臓発作を起こしたばかりの患者5700人を含む1万6000人を対象に、血液検査と食生活に関するアンケート調査を実施し、肉や卵を基本とした「西欧の」食事やジャンクフードを多く摂取したグループは心臓発作を起こしやすく、果物や野菜を多く摂った人々は心臓発作のリスクがより低いというものだ。

 さて、ジャンクフードっていうとJunkなフードって事だが、Junkの意味は、くず、ガラクタといった意味。俗語的になると麻薬って意味もある。しかし、何故にジャンクフードって名前がまかり通るか?っていうと、その成分がエネルギーは多いものの、ビタミン、食物繊維、ミネラルといった栄養分が含まれないという特徴を持つ。エネルギーが偏るってことは、当分とか脂肪分の集積食品とも言う訳で、見方によるとサプリメントと似たような物とも言えそうだ。

 このような成分が特化するというのは、或る意味、純度が高い食品であり、その理由っていうのは、工業的な製法で作られる食品の特質とも言えそうだ。つまり、清涼飲料水、インスタント食品、スナック菓子がそれに該当し、更に言えば、大量生産、大量消費が前提の食品もジャンクフードに近いとも言う。ところで、ファーストフードというと本来は、素早くできる食品なんだろうけど、素早く(fast)出来て、品質のばらつきも少ないってのは、成分的にも偏っているとも言える。そういう訳で近年は、ファーストフードの王様であるピザとかハンバーガーもジャンクフードに入れられていたりする。

 ジャンクフードの問題点が栄養のバランスが欠如している事を言うならば、昨今流行の単品ダイエットも、サプリ過剰依存型ダイエットもみんな同じである。

 やはり、健康の秘訣は、朝昼晩、種類を問わずしっかり噛んで、しっかり食うって食生活だろう。

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