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2008年10月24日 (金)

街乗りタイヤ

 昼ポタでは、勤務先から数キロ離れた所迄を河川沿いに沿って走っている。信号の数は少ないけど、距離は結構あるのだ。JRで一駅分以上の距離、バスなら停留所は数え切れない?程あるのだ。
 そんな昼ポタコースの一番遠い折り返し地点付近において、スピママGTR号の後輪がパンクしてしまった。走り始める時には後輪の硬さを指で確認はするのだが、水曜日も何時も通りにチェックして出発。チェックでは少々エアが抜けているか?でも、大丈夫だろうって範囲での出発である。このスピママGTR号の足周りだが、リムはALEXのDA16という20インチの406HE仕様の細身のリム。これにナイロン繊維のリムテープ+パナレーサーのウレタンリムフラップという構成で、タイヤはシュワルベのステルビオ、スーパーライト仕様で空気圧は120psiだ。幅は1-1/8サイズということで28-406というもの。

 20インチで28mm幅っていうと、相当に細く、タイヤ自体が蓄えられるエアの量は結構少ない。そのために、エア圧の低下は結構顕著であり1週間で95psi、2週間も立てば70psi程度迄低下する。このスピママGTR号はエリオのトランク収納であり家に居る時は殆ど見ない自転車であり、エア管理は結構いい加減なのは、自分の責任だけど、そんな状態だ。因みに70psiというと使用限度以下だが、この圧になると殆どエア圧の低下は気にならなくなるもの。

 そんな所なんだが、過去にも昼ポタ時においてパンクした事が一度あるのだ。その時は、昼ポタから帰還して折り畳んで車に仕舞う時にエアが抜けるって症状だったために、実質的ダメージは無かったのだが、水曜日は一番遠い所でパンク。乗って帰るのは厳しい、押して帰っては間に合わないという状況。乗って帰ってリムにダメージを与えるのは今一だったんで殆ど担ぎながら、押しながらマラソン状態で走って帰ったのだが、やはり、限られた時間での昼ポタでは、このようなリスクを抱えるのはどうか?ということで、タイヤ銘柄の変更を考えた。

 この昼ポタは元々、初号機であるboardwalkで始めたモノ。そのboardwalkにはKENDAのKWESTで20×1.5という幅のタイヤだった。その後のSPEED改に変更してからは、当初はやはりKENDAの同じくKWESTで走っていた。KWESTではエア圧は70psi程度で使っておりエア圧低下は殆ど気にならない程度、その後、シュワルベのマラソンスリックに交換したけど、これが20×1.35でエア圧が95psi、エアの低下は月1回の管理で十分対応可能だし、70psiになってからはエア圧は低下しにくいので、やはりエア管理は簡単であった。
 その後、西DAHONの451化に伴い、DA16のホイールセット一式が剰ったんで、これをスピママに変更し、タイヤもステルビオとなった。

 これまでの経験上、エア圧は70psi迄は比較的早く低下する。そして70psiが許容圧であるようなKWESTでは問題ないし、マラソンスリックでも許容限度下限値はクリアしているので問題は無いのだが、ステルビオでは下限の空気圧は90psiであり下限値を下回ると路面の段差等によるリム打ちパンクのリスクも著しく増大する。普通は気にならないような段差でも怖いものである。90psi以上を管理するために、最低でも週に一回のエア管理が欠かせないものである。
 まぁ、エア管理を行えば問題無いのだが、トランクに積みっぱなしの自転車にはメンテの手が届きにくいのも有る訳だ。

 という事で、ステルビオの走行距離が5000kmを越えて、カーカスが前後輪とも露出して使用限度に近づいてきた事、それとサラピンのチューブの手持ちが無かったので、保管していたマラソンスリックを装着してみた。チューブはBSのスーパーチューブというもので、少々重くてもエアの抜けにくいチューブ、これに英式バルブはパナソニック等で好評のスーパーバルブである。
 暫く使ってみて、再度ステルビオに戻すか否かを決めるつもりだが、果たして久々の太めのタイヤはどうだろうか?

 KENDAのKWESTはビードも弱く高圧に耐えられない構造で完全街乗りタイヤだったけど、マラソンレーサーはケブラービードながらサイドウォール等厚めで街乗りでは無く、ランドナー的なツーリングタイヤの様、ステルビオはケブラービードを最小限のラバーでプリントし、接地部のみラバーを貼ったようなレーシングタイヤの如くだ。

 最低でも1週間程度は、マラソンスリックを装着してみようと思う。

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