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2008年10月 8日 (水)

景気はどうなる?

 誕生日?記念にチョイ真面目な記事を書く。この記事は月曜日の昼休みに書いた記事だが、掲載は水曜日午前零時の予定。

 週明けて、株価は10,500円切って、円も102円/$迄上昇。株価は何処まで下がるか?は不明だが、過去10年、20年を見て、同じ周期で波が来ると?下手すれば7,500円くらいまで下がるのか?とも思ったりするし、景気の後退局面は最低でも2011年位までは続くのか?と思ったりする。
 実際のところ、経済学者でも政治学者でも評論家でも無いけど、数字の傾向からみると、そう思ったりする。株価が上昇する理由が見当たらない。

 ところで、衆議院の解散が噂され、その政策論争には景気対策が何時も叫ばれるけど、景気対策っていうのは本当に政治主導で必要か?というと、最近は景気対策の結果で景気浮揚を計っても実感無き好景気なんて表現が示すように、指標数値のみの景気回復が論じられ、生活感に反映されていないのが現実であり、そうならば、下手な経済政策は景気動向が複雑化するだけど無意味かなぁ?と思ったりする。今の景気対策は利権を守るべき所に効果的な保護政策を打つという手が主かなぁ?って思う。議員さんの票に有効な業界を守る事が景気対策であり、景気対策という名の国税による選挙対策のようにも見えるのは気のせいか?

 本当は適度な好況と不況が繰り返す事が必要で、その変動で企業が国際競争力という地力を付けるのでは?とも思うのである。

 現在の日本を支える製造業の技術力を見ると、資源の無い日本で今ほどの人口を支える程の相対性を持っていないと思うのは気のせいだろうか?

 作っているモノ自体の品質差はマーケットの要求レベルからみると僅差以下であり、既に、メイドインジャパンの神通力は無いような感じであり、今や、僅差の品質以上に、ブランド戦略でソフト的に優位に立つ事が重要な感じ。
 それもこれも、マーケットの要求に対する市場製品の充実度が上がったためだろう。

 こういう世の中では過去の加工貿易なんぞは死語となりつつあるようだ。

 唯一無二の知識集積を計ったCPUの開発のような産業にシフトしなければ生き残りは不可能であり、株価、為替とも価値の無い日本に向かっていくような気もする。

 知識の集積には、集積すべき母体の規模が重要であり、そう考えると、欧州圏がEUとして纏まっていくのは時代を読んだ先見性にも見える。今の日本では実現不可能だろうけど、アジア圏で纏まって知恵を集積する体制が必要な時代かもしれないが、過去の清算が終わったとアジア圏の国々に認められなければ世界の中で日本の地位は政治的にも経済的にも埋没していくかもしれない。

 果たして、月曜日に10,500円を割った株価だが、記事アップの水曜日午前零時迄のディレイの36時間の間に株価、為替の変化は如何なっているだろうか?

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