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2008年10月 6日 (月)

軽自動車の流行は変わったの?

 8月の軽自動車の銘柄別登録台数でトップはモデル末期のワゴンRっていうのも驚きだけど、それとは別に業界で驚かれているのが、ダイハツの車でタントがムーブより沢山売れた状況なんだそうだ。
 この状況を以て、軽自動車でも超ハイト系の車に流行の主軸が移っている!?って論評を見かけたりする。超ハイト系っていうと、タントが先駆けで、追随としてパレットという車が該当するジャンルだ。

 軽自動車自体に関心が無いので、そうなんだ!って思っていたのだけど、金曜日のスポーツセンターに行く際に何台かのムーブを見かけたのだが、、、、、これは、流行が移ったのではなく、ムーブがトレンドを外しただけっぽい印象。タントが売れたのもあるだろうけど、それ以上にムーブの客がタントとワゴンRに流れてワゴンRが売り上げを落とさず、ムーブが延びなかったって感じを受けたけど、どうなんだろうか?

 現行のムーブ、所謂モノフォルム系のデザインなんだろうか?大きな車ではエスティマ等の系統なんだけど、軽自動車でデザインすると厳しい印象。特に、面に張りを持たせるデザインが作りにくいクラス故に平面的でモノフォルム系デザインというと安っぽさ?を感じるような雰囲気だ。ハイト系とは異なるけど、セルボにしろ、ソニカにしろ人気があるとは言い難いデザインだが、それに通ずる雰囲気を持つのは、市場の動向から外れているような気がする。現行のタントは超ハイト系かもしれないが、車の雰囲気からみると先代ムーブの正当後継車としてのデザインを引き継いでいるように見える訳で、軽自動車の売り上げランキングから見ると、単純にムーブの一人負けでは?って感じも受ける。

 ところで、軽自動車っていうと、ダイハツは最近、気負いすぎ?って印象が強い。派生車種を乱発気味だし、コマーシャルでも『軽ナンバーワンのダイハツ、、、、』って文言。
 何か、二輪のHY戦争で背伸びし過ぎてトップメーカーを起こらせたヤマハのような雰囲気。乱発して増やしたラインナップで台数稼いでも、ラインナップ増殖に伴う車種あたりの収益性から見ると今一の感が否めない。ナンバーワンメーカーならナンバーワンを数年維持してから宣言する方がスマートである。
 チョイ前に登録台数でホンダが日産を抜いて第二位となった時期があったけど、ホンダがCMで二位となったことを強調するようなシーンは無かったけど、何か対照的である。

 まぁ、自分がホンダとかスズキが好きなメーカーで、トヨタ系(ヤマハ、ダイハツを含む)が好みでないメーカーっていう先入観があるからかも知れないが、、、、、

 ところで、タントとか追随のパレットとか見ても、今一つ良さが判らないというか、、、あそこまで超ハイトっていうなら、素直にエブリーとかアトレーで良いと思ってしまうけど、まぁ、商用登録が存在しないっていうのが重要なのだろうか?確かに、ハコバン系と比較すると、相対的にガラス面積が広いのが特徴で、プラットフォームの違いから来るフォルムの違いの差は明らかではある。超ハイト系はFFプラットフォームで低床で天井が高いが故のガラス面積の広さが印象的で、ハコバン系は床下エンジンのFRプラットフォームで高床故ににショルダー以下が広く、ガラス面積はそれ程でも無いけど、、、、
 個人的には開口部の広いコレ系では、頑丈さ+MTが選べるという理由でハコバン系の方が好み故に、タントもパレットもどうでも良いけど、、、、

 と、そんな印象を持ったのである。

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