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2008年11月24日 (月)

体脂肪率11%台で峠、オモロ~イ!

 今年も例年通り、この時期のバイクの日?にツーリングに出掛けました。
 単車でソロの山岳ツーリングでは、移動距離÷所要時間で単純に算出したネット平均速度で50~60km/hを軽く越える事も珍しく有りません。マスツーリングでは、走行速度こそ相応に為りますがネット平均速度では精々40km/hに届くかどうか、、、、って所です。
 例えば、広島から福山迄は105kmありますが、普通に下道を走ると3時間くらいは掛かりますので、平均速度は30km/h台後半です。

 さて、そんなソロツーリングで走る道は全部、ワインディングロードです。前に車はいません。居ても即パスです。そんな孤独?なツーリングです。この時期の、山岳ツーリングですから路面は日陰では浸みています。落ち葉も溜まったりしています。路面温度は高くありません。閑散とした道路故に、砂がのっている路面も多いもの。ブラインドコーナーは多く、殆ど、年に数度の道ですので、コーナーの曲率、路面ギャップなんぞ覚えていません。当然、山岳故に、道路の幅員も広くなったり細くなったり、勾配も登坂もあれば、ダウンヒルも盛り沢山です。
 そんな道をツーリングペースで走行します。

 そういう道をイイ感じで走ると、全身の感覚を研ぎ澄まし、路面や空気感を読んで、走る訳です。走りながらの情報処理は相当に速い筈です。目で見る感覚以上の感覚とでも言いましょうか、空気感を感じながら走ります。単車の操作では、ハンドル操作だけとは違い、全身を使い、単車を股下で遊ばせながら路面との接点であるタイヤのトラクション感から、最も安定して走れるような操作を、これまた全身で行っていく訳です。勾配、曲率、、、、いろんな状況で650ccクラスの単車、装備重量でCXなら250kgを軽く越える車重をコントロールしていく訳です。そんな重量を扱う上では、単車を路面と身体の間で泳がす感覚ですが、当然、抑えるべきはバッチリ抑えている訳です。バッチリ抑えながらも自由に動かす。そこで重要なのは、単車はフリー、乗り手の身体はしっかり整えるということで、踝、脹ら脛、腹筋、背筋のパワーが必要となります。

 そのために、この記事を書いている今、午後11時ですが、脹ら脛はダルダルです。腹筋もチョイ痛です。こういう筋肉痛は自転車如きでは味わえません。遠く昔を振り返って、自転車で1日400km走っても、トラックで1000mを1分15秒ペースで練習を繰り返しても、こういう疲労感はやって来ません。

 話が逸れますが、序でに言うと、単車に乗ると、その日だけで0.5kg以上は軽く減量してしまいます。

 さて、そんな状況で単車を操る訳ですが、今は筋力も人並み以上、持久力も然り、体脂肪率では11%前後という状況ですが、こういう状況で峠を走ると、なんていうか、普通では味わえない感覚で走る事が出来ます。勿論、そういう身体能力だけではダメで、経験も技量もそれなりに必要ですが、自分で無気になって走っていた20代の感覚が冷静に分析できながら、それ以上のペースで40代を過ぎても実現できるのです。
 走っている時には、当然ながら単車の250kgを越すような車重も意識にありません。殆ど無意識で扱っているのですが、考えてみれば、そういう重量のモノが加速減速を繰り返し、旋回においては支え、切り返しでは、その車重を振り回し、急制動では、そういうGを制御しながら走る訳ですので、相当に体力が居るのは判ると思いますが、そういうのが自然と出来る訳です。こういう感覚が峠において身体のキレが良いと表現するのだろうと思います。あくまでも、乗り手が支配する感覚で単車を遊ばせる。それには、単車と自分自身の慣性を支える筋力と持久力が必要なのですが、今日のような峠ツーリングを行えば、単車によるワインディング走行は正しくスポーツと呼べるように思います。

 今日、夕刻にCXでタイトな峠を速度指示が無い道ですので60km/hアベを最低でも保ちながら駆け上がっていくと、同じく、そんな道に似つかわないハーレーのスポーツスターが居ました。見た目的にはCXよりは一回りコンパクト。重量は同じくらい。車高は低め。勿論、峠向きでは無いのは承知ですが、それにしても乗り手が単車の扱いが判っていないというか、アメリカンでもそういう走り方は無いだろう?って感じで、見るからに単車が道路の上で浮き足立っている感じでしたが、こういう道を走るのは危険では?って感じを受けました。どんなバイクでも、バイクなりに走るのが大切。速く走るのでなく、道とバイクのバランスっていうのが在る訳ですが、それを把握できていないのが滑稽に思いました。
 更に、帰宅時において、畑賀では前をネイキッドの改造車のアンチャンが居ました。後ろで品定めをするべくもなく、ペースが違うのでサッと処理しましたが、バックミラーを見ると頑張って付いてこようという気持ちが見えますが、ミラーを見ただけで、気持ちばかりが先行して、焦りに伴う操作による荷重等の制御が全く出来ていない感じ。ハッキリ言って危険です。それも又、滑稽に思う訳です。

 時間帯が前後しますが、昼のSVでの走行では、豊平から芸北に抜けるワインディングでは、CBR600RRが居ましたが、車体の上下道の部分で、トラクションを掛けるべき所で車体が路面を蹴っていない感じでフワフワした感じ。それで、追い付く程に前方でセンターラインを割るような走りで危険でしたので、これまたサッサと処理しましたが、やはり滑稽です。

 自転車も同じですが、単車も機材をどう扱うか?扱うには身体的にどうあるべきか?機材の特徴を如何に環境に適合させるか?を計りながら操作するのが肝要なのですが、、、その辺が今一な感じです。

 自転車ブームで自転車乗りはオッサンが多く、スポーツしたい!上達したい!って感じが強いですが、今時の単車乗りはガキばかりで、自転車以上にユーザーレベルは幼い感じです。

 しかし、自転車よりも単車の方が遙かに身体を酷使するスポーツです。単車に乗ると全身の疲労感は相当なモノです。この疲労感が格別の気持ちよさでもあります。でも、殆どの人が自転車が健康的、単車は遊び、自転車の方が鍛えられた体が必要って思っているのでしょうねぇ、、、、自転車なんぞ、素人が持久力つければ誰でも何時からでもそれなりのレベルになりますが、単車はそうはいきません。年取ってからは、絶対に辿り着けない領域があります。それは処理速度の速さが要求される部分であり、慣れが必要です。慣れには、最初に経験が必要です。経験を積むには反射神経が優れた時期に過ごさなければ無理でしょう。その上で、慣れという回路が出来れば、後は、大きな質量をコントロールする体力を維持して行くというのが最低条件です。
 こういう意見に賛同してくれるようなライダーは現代では皆無かもしれません。勿論、今時のオッサンサイクリスト、ハーレーノリには判らないと思います。

 でも、80年代のバイクのレースブームでレースシーンを経験し、今に至るまで現役でのられているライダーには多分通じると思います。

 やっぱり、俺はライダーであり、サイクリストでは無いようです。あくまでも、気持ちよく単車をコントロールする身体を作る道具としてスポーツサイクルを利用しているような感じですね。

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