« Vツイン、縦VS横対決、、、、 | トップページ | カープは市営か? »

2008年11月25日 (火)

魔と懐

 昨日、SVとCXで峠を走って遊んだ。
 基本は安全に心地よく走るのだけど、長距離を走ると、時折、稀に、魔が差す事がある。この魔は突然やってくる。何気なく空の色に見とれたり、ふと他の事を考えたり、そんな瞬間である。勿論、超本気モードで走っている訳でないから大きな問題には繋がらないが、そんな時は、自在に動く筈の単車が急に動きが悪くなる。そんな瞬間を自分は、『魔』と読んでいる。

 この『魔』は、いろんな場面に潜んでいるのだ。魔に見初められると、何時もは普通に出来る事が出来にくく為るモノである。そんな時は、やっぱり或る割合でやってくるのである。この『魔』が大きなモノ程、影響を大きく受けるのである。

 ツーリングにおいて『魔』による障害が最も邪魔なモノ。この『魔』をいなすのが、乗り手+バイクの『懐』なのである。

 この『懐』の深さが最も大きなバイクが、自分の感覚では縦置きクランクのツインエンジン車である。

 CXsuperEUROは、そういうバイクである。乗り手の勘違い等により『魔』が訪れても、その咄嗟により判断力が鈍っても、その魔の先に潜む障害を回避する選択肢を非常に沢山与えてくれるのである。
 予想外に深いコーナーだ!って路面の変化により、更にカットインさせるにしても、ステップ荷重+パワーオンで更に深く回る事も出来る。SVでは、パワーを抜いてリーンを作り、そしてパワーを入れるという待ちが入るけど、この待ちが無い分、魔を余裕で回避できたりする。トルクバンドも深く、回転がドロップしても復元させる力もある。そういうのが大事なのだ。

 昨日の記事で、CXsuperEUROの速さがガンマ、レプリカ、SS以上って書いたのは、こういう知らない場所をハイアベレージで走る場合に遭遇するであろう魔に対する懐の深さを表した言葉である。

 って記事を書いても、誰にも通じないだろうなぁ、、、。

 単車の持つ懐の深さ。これを選べる自由。選択肢の広さこそ、ハイスピードツアラーに求められる裁量だというのが持論である。スペック上の馬力、トルク、重量なんぞクソにも為らないと思うのである。

 とがったバイク。張りつめた世界で遊ぶなら、そういう無駄を全て反応に変えるような軽量2ストも良い。しかし、その対極の懐の深いバイクもまた面白いのである。

|

« Vツイン、縦VS横対決、、、、 | トップページ | カープは市営か? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 魔と懐:

« Vツイン、縦VS横対決、、、、 | トップページ | カープは市営か? »