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2008年11月 1日 (土)

筋肉の増殖、分裂、肥大

 木曜日のテレビで世界のビックリキッズを番組で紹介していたけど、ビックリしたのが子供のボディビルダーの紹介。
 なんと、2歳から筋トレして幼児期にベンチプレスで95kgfを挙げるという。凄すぎである。
 子供の体型は?っていうと、顔こそは幼いけど3歳で既に腹筋が割れて、4歳以降となると、完全に大人と同じ様なプロポーション。大人のボディビルダーと何ら違いが無いほど。
 何でも、ボディビルダーの父親の影響?育児?での結果ということ。このお子さんは、プロテインのイメージキャラクターを勤め、今は俳優活動をしているとの事。

 その驚きの理由は、幼児期からの筋トレで、そこまでも一般から懸け離れる身体が手に入るということだが、言ってみれば筋肉が其処まで鍛えられるということ。

 そんな筋肉だけど、筋肉には表題の如く、増殖、分裂、肥大がある筈だ。増殖っていうのは、成長と共に細胞数が増えていく事だろうし、分裂というのは生きている限り行われる細胞単位の更新(総数は変化しない)、肥大っていうのは細胞の単体が肥る事である。

 で、色んな情報を見ても結論には到らないけど、一般論的に成長の終わった成人向けの情報では、筋断面積の拡大(筋肉の強化)は、筋細胞の肥大によるものという結論が多数派を締めている。しかし、筋細胞の増殖については、これらの情報の殆どでは否定的な意見が多数を占めている。
 成長が停止して移行については、その通りだろうけど、成長期においては身体の大きさが飛躍的に変化する時期であり、その間は筋細胞に限らず、全ての細胞は増殖しているのも真実である。その増殖の限度というのは、恐らくは個人差があり、その限度値というのは遺伝子によって定められているとは思うが、全ての個体が、その限度値迄細胞増殖するとは限らないだろう。
 筋細胞の増殖の限度値の有無は兎も角、絶対的な増殖数の多少は何に影響を受けているか?というと、増殖過程における筋細胞の各種の刺激によるものと言える。その各種の刺激によって筋細胞の肥大、増殖を支配する分泌物質が調節されるという。

 詳細は、専門のサイトに委ねるとして、成長期における筋細胞への刺激が、成長過程における筋細胞の増殖に一定の影響を与えてるのは間違いの無い事のようだ。

 自分自身、専門家でも何でも無いけど、自分の納得する理屈は、

・筋細胞の増殖限度は遺伝によって決まる。
・成長期における筋細胞への刺激で増殖量が決まる。
・成長期を過ぎたら代謝による再生はあっても数は不変で、筋細胞は肥大するだけ。
 余談だが、
・加齢を重ね生活習慣の変化で肥大部分が衰え筋細胞は萎縮に向かう。

 という理屈。この後半の部分は、マイオスタチン関連筋肉肥大についての情報と、加齢性筋萎縮症についての情報を併せて考えた結果。

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