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2008年11月19日 (水)

ガン化抑制のタンパク質発見だそうだ!

 月曜日のニュースで一番のネタは表題のネタだ。
 これは、東北大学の医学部の研究チームが発見したもので、何でも、特定のタンパク質がガン抑制遺伝子と結びつき、細胞のガン化を抑制する可能性があるという。

 内容を転写するのも面倒臭いので引用元を記すと

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081117-00000017-khk-l04

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081117-00000015-mai-soci

 に書いてある。

 表題の記事は流れる場合があるので、纏めて言うと、がん抑制遺伝子がつくるたんぱく質が、別のたんぱく質と結合すると、細胞の老化を抑える。このがん抑制遺伝子は、老化の促進と、がん増殖の抑制という表裏一体の機能を持つ。そして、がん抑制遺伝子の機能を調節するたんぱく質が存在する事が明らかになったって言うのが、発見らしい。

つまり、たんぱく質量を調整することで、がん化速度を制御する可能性が芽生えるということなんだそうだ。

 それにしても、本来的に、がん抑制遺伝子ってモノが存在するっていうのは、ビックリだ。がん遺伝子も存在するっていうのは、生命的に本来、細胞の癌化っていうのは織り込み済みって事なんだろう。そして、そのリスクに対応する本来的な機能を生体自体が兼ね備えているって事なんだろう。

 今、別の記事も作成中で、そこには善玉菌と悪玉菌、善玉コレステロールと悪玉コレステロールっていうのがネタとなっているのだが、がんに付いても、癌化促進と癌化抑制の遺伝子が存在するってこと。遺伝子の機能は、生物故にたんぱく質で制御されているんだろうから、そのたんぱく質が機能調節の信号として使われているっていうのは、考えて見れば、納得できる話。

 それにしても、人間の身体っていうのは、元々、身体にとって良い効果が得られないと言われるモノさえも本来的に存在するっていうのが興味深いもの。やはり、そこには存在意義があるんだろうと思うのは考えすぎだろうか?

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