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2008年11月20日 (木)

では、悪玉コレステロールはどんなだ?

 前の記事で悪玉菌の役割と考察の記事を書いたけど、ならば、もう一つ有名だ悪玉用語の雄である『悪玉コレステロール』ってどんなだ?が素朴な疑問。

 悪玉ってやつはLDLコレステロール、反対の善玉がHDLコレステロールとされている。これはコレステロールを運搬するリポタンパクと合わさった際の状態の表現。LDLっていうのが肝臓から全身に送り出す際の形、HDLってのは余ったコレステロールが肝臓に回収される時の形。LDLが無ければコレステロールが運搬出来ない事にもなる訳だ。因みに、コレステロールっていうのは、脂質の一種の遊離脂肪酸で、細胞膜、胆汁酸、各種ホルモン、ビタミンD前駆体の原料で、不可欠なもの。その必要量の調達は食事からの摂取より遙かに多量を肝臓と小腸で合成して賄っている。

 結局は無ければならないもので、悪玉と言われるのは気の毒とも思えるのだが、悪玉と言われる所以は、コレステロールを血管中に溢れさせると陥る事態を考えた上での表現だ。

 コレステロールの殆どが小腸、肝臓で合成するって事は、大量に血管中に溢れるのは作りすぎ故の症状。何故に、過剰となるか?が問題だ。
 一般に体中コレステロール量は調節されているが、摂取量が減れば、合成量が増え、摂取量が増えれば、合成量が減るという風に調節されている。また、排泄量も総量調節に寄与している。因みに、排泄も肝臓が寄与しており、コレステロール調節機能には肝臓が極めて大きな役割を果たしている訳である。

 つまり、調節機能障害は肝臓の機能健全性が有るか否かに多いに影響を受ける訳だ。肝機能障害が高コレステロール症を起こす調節機能障害と密接な関係にあるが、肝機能が障害を受ける因子が、肝臓に過剰な脂肪が溜まる脂肪肝状態ということ。

 なるほど、、、、脂肪が肝臓に蓄積するような状況が脂肪肝を招き、脂肪肝による肝機能障害が、コレステロール調節機能障害を招き出す。その結果が、血中コレステロールの調節機能の破綻を招き、コレステロール過剰状態に到る訳である。

 だから、LDLコレステロールを減らすのを薬品依存で対処するよりも、本来の調節機能を回復させる事が重要であり、それが脂肪肝からの脱却=つまりは、生活習慣の改善になる訳である。当たり前のことだろうけど、復習して考えると、なるほど!ってなる。
 そういう理解を進めることが、健康への意識高揚に繋がると思っているのだ。

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