ZEROブームより氷砂糖がお奨め!?
水曜日のめざましテレビのネタ。
表題の如く、商品にゼロ表記の食品が人気なんだそうだ。ある売り場調査を行うと、41品目の商品が陳列されていたという。
しかし、このゼロ表記(ゼロ、ノン)っていうのは、飲料の場合、100ml中の含有エネルギーが5kcal以下の場合の事で、厳密にゼロという訳ではないそうだ。因みに、オフ表記っていうのは20kcal以下の場合の事だそうだ。
実はこのネタ、春にも記事にした。
http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2008/04/post_9f25.html
である。
このときの意見としては、沢山食って、沢山動く。それで代謝アップが一番って締めだったけど、今の考え。
ゼロブーム?っていうのは、カロリー取りたくない、、、、純粋に、、『ならば、飲むな!食うな!』で良いのでは無いだろうか?腹を満たしたいなら、水でも飲んでおけ!って結論だ。
ただ、それでは記事として価値が生まれないので一言。
このカロリーゼロでも甘い!って理由は、人工甘味料が用いられているから。この人工甘味料は今や有名なアスパルテームって物質。これが日本で食品に用いられ始めたのが昭和58年頃。自分の記憶では大学入学の頃。この頃、ダイエットコーラって白缶のコーラーが出たのを覚えている。
当時、このアスパルテームには発ガン性の疑いがある!なんて言われていた。しかし、その発ガン性ネタは最近はめっきり聞かなくなってきた。
それは、発売から25年を経過して、がん発症に変化が見られたか?という統計分析で変化が確認出来ていないから発ガン性との関連は今のところ認められないというもの。
さらに、この安全性評価では、経口摂取したアスパルテームの殆どが分解も代謝も受けず排泄されているという評価から安全という判定が今のところ下されている。
しかし、その一方で、犬等の動物を使った実験では摂取量によっては死亡に到る報告もあり、その安全性については議論の真っ最中といっても良いのである。それを纏めたサイトがこれ。
http://www.magi-shop.com/tenka-asuparu.htm
他にも、アスパルテームと発ガン性に拘りたい意見としては、アスパルテームを熱分解させるとジケトピペラジンとメタノールに変化するパターンを紹介し、メタノールの毒性+ジケトピペラジンと亜硝酸塩が結合しニトロサミンという発ガン物質を生成するという報告もある。(勿論、量的な問題、熱分解っせる環境があるか?という問題もあるけど、、、)
只、言える事。これは比較的新しい人口合成物質であるということ。そして、その合成物質は生物の生態サイクルからみると想定外の物質。想定外の物質であっても有機化合物であり、なんらかの影響があるのは間違い無い。それは、安全性評価でも、『殆どが』分解、代謝を受けないということで、逆説的に捉えれば摂取量の一部は影響を及ぼすということ。
一般に厚生労働省等の決めた安全基準の数値自体も根拠を持って説明できるものと、そうでないものがある。生体システムという未だ明らかになっていないシステムと異物の関連を評価出来る程の歴史も備わっていないのが現実。それが、過去の公害病、医療事故を招いたりしている訳。
そう考えると、あんまり新しいモノをカロリーゼロという表記に飛び付いて習慣的に摂取するのは、少量でも継続することで蓄積を招きかねないという意味で、物質が安全かどうか?は各自が判断すべきだと思う。
自分的には、否定もしないが、肯定もしない。そういうモノが溢れているという認識。存在するモノには、そういう議論が在ったと言う事を知った上で判断すれば良いというスタンス。
エンジニア的には、そういうカロリーゼロを実現する甘味料の開発と商品化に漕ぎ着けた努力は評価するが、その評価が絶対安全か?という判断は、開発側でなく利用側が下すものと認識している。
判断は個人それぞれだが、自分的には、生体という歴史あるメカニズムは、その生体が進化する過程で並行して存在した環境に従いたいという意識。或る意味、自然派志向。但し、新しいモノ、薬品を完全否定するのではなく、その利用に意識的に制限を加え、依存状態に陥らないように心掛けるって感じ。
まぁ、正直な感想としては、甘いモンが食いたければ普通に砂糖入りを食えば良いと思う。自分は自転車乗ったり、泳いだり、ツーリングしたりするときは、モロ砂糖の氷砂糖を舐めながらが多い。砂糖は美味い。氷砂糖は、不要なモノが含まれない高純度のエネルギー源。最高である。
砂糖舐めながら、ガンガン動く!これが一番効率的なように思うのである。砂糖食っても糖尿病にはならないし、別にリバウンドしてブヨブヨにもならない。
ZEROブーム=アスパルテームブームらしいが、敢えて言おう!氷砂糖(高純度の砂糖)がお奨めだ。
序でに言うと、食うなら、肉、野菜、魚、御飯、、、、こんな昔ながら品がイイと思う。カロリーなんて考える必要な無い。体重計に乗って、増えれば運動を増やすで全て解決。化学合成物質、薬品、、、そういう不自然品はなるべく敬遠したいところ。判定としては、賞味期限が短いものが好き。賞味期限が長いモノ程、怪しいもの。そんなモンである。インスタント、レトルト、菓子、、、、、あんまり関心できない。(でも、菓子が好きなのは内緒だ。菓子を買う時はなるべく、黒砂糖、昆布、炒り粉、きな粉関連にするように心掛けているけど、、、カルビースナック類は美味いなぁ、、、)
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