地デジ対応機材を見に行きました。
11月最後の週末は家族でDEODEOに出掛けました。売り場的にはテレビ、DVD関連の機材を見に行きましたが、結局、購入したのは、今更ながらのバリバリのスチーム式加湿器で御座います。
さて、2011年7月を以て、アナログ放送が終了するっていうのは、CM等で知られているようですが、果たして、アナログ放送が終了したらテレビが見れないか?っていうと、決してそんな事は御座いません。
一番簡単な方法は、安価な地デジチューナーを導入し、アンテナからチューナー、チューナーからデッキとモニターと繋げば何の問題もありません。地デジチューナーも2万円未満から選べるようになってきており、今後更なる低価格化が進むでしょう。
さて、地デジでのメリットは?っていうと、実は画面解像度以外享受できるメリットは少ないのが現状です。どちらかというと、地デジに限らず、BSデジタル、CS、CATV等全てがデジタル放送となると、コピーテンって著作権保護のコピーガード信号が入れられるのがデメリットですね。
今現在最も普及しているDVDもタイプによって様々であり、非常に使いづらいもので、DVD系メディアで最もユーザーフレンドリーなのは、マイナーなDVD-RAMではないか?と私は思っております。普及メディアのブルーレイは扱い上はDVDでもDVD-RAM的なハンドリングが可能という点で宜しいかと思いますが、コピーワンス、コピーテンの信号によってDVD-RAMもBDもコンテンツの移動には大きな制限が伴います。
さて、現在、地デジ以外のコンテンツは解像度も様々に配信されていますが、地デジ化による大きなデメリットは、何と言っても、一画面解像度の増大に伴う画質の改善に付き物の、データ量の肥大が問題となります。つまり、最高解像度で記録すると、最低でも従来の解像度の4倍のデータ量を要求する訳です。つまり、従来の低解像度デッキの4倍の保存が可能で無ければ同等の使い勝手は得られない事となります。
これは、デジカメの高画素化に伴う保存の煩わしさと同じ質のものです。
つまり、フルハイビジョンとなると少なくとも、記録容量的には最低でも4倍は欲しいところです。4倍というと、、、、最低でも1TBクラスということですが、1TBをディスクとして抱えるデッキはハイエンドクラスの一部となります。PCで映像編集するとしても1TBのディスク領域を確保するのは結構大変です。1TBのディスクストレージが現段階では普及始めということで、今一つ手を出すには躊躇する訳です。
勿論、250GBとか500GBでも可能ですが、我が家のSTBはHDDを250GB内蔵していますが、最高解像度で録画し続けると簡単に満杯になる訳で、録っても見る前に消去しなければ次録画出来ないと言うスパイラルに陥っているのです。
こうやって記録した画像を可搬メディアに落とすとなると、、、、落とし先のメディアが今一のレベルかなぁ?っていうのが印象な訳です。落とし先には、価格、容量といった要素が要求に耐えなければなりません。
現在、片面4.7GBのDVDメディアに記録できる標準解像度の映像記録時間は、僅か1時間ほどです。ブルーレイの場合は23GBでハイビジョン記録すると2時間ですが、4.7GBに記録すると25分となります。結局、HD録画をBDに行ってもBD一枚に一本の映画しか入らない訳です。これに最低でも二本の映画を収録しようと思えば、解像度のダウンコンバートか、圧縮率アップが不可欠であり、画質に拘るという大義が失われるか?という気持ちに為る訳です。
実際、VHSで思い起こすと殆どが三倍録画でテープ一巻で6時間取り溜めるパターンに慣れており、画質と手間を考えると、メディア1枚で最低でも4時間程度の記録は期待する訳です。で、今の私の構成は4.7GBのDVDにLPモードで4時間録画という方法です。動画を鑑賞する、特に動きの速い動画を鑑賞するという状況では、高解像度の必要性を強く感じないというのが理由ですが、圧縮率にしてもブロックノイズが出ないギリギリの圧縮モードがLPモードで、これで十分かなぁ?っていう所に落ち着いている訳です。
という訳で、結局どうしてるか?っていうと、一回見て直ぐ消すコンテンツのみダイレクトレコーディングのハイビジョン記録でHDD保存。視聴後は消去。そして、保存するコンテンツはノーマル解像度でHDD保存保存。それをLPモードでDVD一枚に4時間記録というスタイルに落ち着いている訳です。見てから残すか消すか?を判断するコンテンツの場合は、ダイレクトレコーディングでHDD記録し、ダウンコンバート且つLPモードで別のHDD記録も行うってパターンです。こういう使い方には、HD記録のようのHDDとしては最低1TB以上、SD解像度、LP圧縮モードで記録するなら250GB以上のHDDが欲しいところです。録画先を二系統に分けて同時録画というのが後の操作を簡単にするか?というのが印象です。後々のダウンコンバート且つモード変換は、記録時間分の変換時間が必要で、録り溜めた後に作業する気を全くありませんので、録画中に行うしかない訳です。
如何にハイビジョンであっても、ダウンコンバート、或いは、モード圧縮で画質を落とすならばハイビジョンに拘る必要は無いのではないか?というのが現在の状況となっている訳ですね。
そういう訳で、HDD容量的にも可搬メディアの容量的にも次世代DVDデッキを購入するのは見送りました。
勿論、モニターのプラズマ、液晶の大画面モニターも今回はスルーです。売り場の高解像度画像は、どんなに贔屓目に見ても自宅のハイビジョンブラウン管より美しい映像とは思えないのが理由です。
将来的にはPCを使いHDDの容量の選択の自由度を活用し、PC上で全ての操作が行えるようにすれば、テレビ周りは純粋に再生専用と割り切れるので構成的にシンプルに出来そうです。そういうスタイルが理想かもしれません。
2011年の段階で普及HDDの容量が数TBになり、画像コンバート(解像度、モード)が瞬間芸的に終わる方法が定着した後に考えたいと思いました。
その結果?買ったのが、スチーム式加湿器です。超音波式、ハイブリッド式、新型フィルター式は没です。加湿器ならやっぱりバリバリ加熱のスチーム式です。
加湿器は数年前に最先端の超音波ハイブリッドタイプを結構な価格で購入しましたが、結論は今一だと思います。
どのみち加湿器、内部に水が入っています。そういうのは子供の手の届くところに置く筈もありません。ハイブリッド式とスチーム式の大きな違いは、熱を積極的に使うかどうか?ですが、ハイブリッド式は低温というメリットがあります。しかし、温度が低いが故に、内部の水回りの汚れが顕著で、水カビ等が衛生的でありません。
最新式のローメンテフィルターも見ましたが、フィルター構造が大袈裟で、結局は表面積を確保する事で汚れをトラップするという方式です。湿式フィルターこそ装備されていませんが、エアコン並の大型フィルターがホコリの吸着を予感させます。その点、スチーム式はエアーフィルターも超小型。原則、フィルターレスで完結します。このメンテフリーと菌繁殖をさせない衛生設計が購入のポイントです。
ということで、殆ど衝動買いですが、地デジ機器を買わず、今更ながらのスチーム式加湿器を買った次第です。
しかし、売り場は殆どがハイブリッドタイプ、超音波式の加湿器ばかりで、スチーム式で20畳以上に対応したのは僅か二機種。で、一機種はお取り寄せ、、、、、時代の流れですねぇ、、、、。
| 固定リンク
コメント