健康管理ツール、カラダスキャン
メインサイトの日記にも書いたけど、先週末のホームセンターのワゴンセールで通常売価の1/3の価格で表題のオムロンのカラダスキャンって体組成計が売られていたので購入してみた。
これは、グリップを握って体脂肪率、骨格筋率、内臓脂肪レベル・・・・を表示する機能を有した体重計である。沢山、いろんな表示が出るんだな!って関心する一方で、グリップ部を取り外し手で持って測定するという意味で、チョイ面倒臭いのである。
これを日記記録に残すか?はチョイ検討中。何故なら、すべての数値のバラツキがあまりにも日々で大きいから。このオムロンの体組成計はグリップと測定台上間の抵抗を測定するタイプで、タニタの体脂肪計の測定台上のみの測定とは異なるもの。オムロンの体組成計で計る体脂肪率はタニタの体脂肪計よりもチョット多めに出る模様。その値は、何度か計ったら11.9~12.3%である。そして、骨格筋率は36.0~37.4%、内臓脂肪レベル4~5、カラダ年齢32~35歳、基礎代謝1588~1602kcalって所が一発目の測定結果。割とばらつくものである。
ところで、この骨格筋率って聞き慣れない言葉は一体何を示すのか?調べてみた。
これは、運動によって増やせる筋肉の事。骨格に接続された筋肉、横紋筋のことらしい。筋肉は、心臓を作る心筋、他の臓器を作る平滑筋、身体を動かすための横紋筋から作られているそうだが、この内、体重中で横紋筋の締める割合が骨格筋率ということ。
更に怪しい?体年齢っていうのは、体重1kgあたりの代謝量で求めるようだが、恐らくは、筋肉が豊富で低脂肪、即ち、骨格筋率が多く体脂肪率が低いほど、体重1kgあたりの代謝量が増える。そして、その代謝量を年齢平均のキロあたり代謝量と比較して求めるだけのもの。要は、筋トレして筋肉増強し、有酸素運動して脂肪を絞れば体年齢が若くなるという質のモノのようだ。まぁ、お遊びみたいなもので、あんまり参考にならない感じ。
基礎代謝量っていうのは、新陳代謝が活発な二十歳までが最も多く、その後は、徐々に減少する数値のようだ。細胞単体の新陳代謝が低下する定めを覆すように基礎代謝を維持するには、筋肉量を増やすしかない。そのために、筋肉量アップっていうのがダイエットにおける肥りにくい身体の獲得の際の呪文のようになっている。
今回の測定では、基礎代謝量が約1600kcalという事。因みに体重自体は、年齢、身長から見て、殆ど平均値だが、基礎代謝自体は一般的な基礎代謝のピーク量に相当するだけの基礎代謝がキープされているようで、単純な数値ながら悪い気はしないものである。でも、基礎代謝が低下すると一般的に言われていても、10代後半の平均値1610kcal/dayって数値と30~60歳の平均値で1500kcal/dayを比較すると、メタボ時代でも100kcal/day程度の低下に過ぎず、行ってみればチョット運動すれば賄える数値でもあり、こんな基礎代謝云々で敏感になるのは無意味のようにも感じるところ。
ところで、水曜日の午後に行った一人クリテリウムゴッコでは、心拍計モニタリング走行をした訳だが、2時間での消費カロリーが1450kcalってこと。その後、家に帰ってのローラー台で500kcal、通常メニューの筋トレで350kcalである。この日だけで、2300kcalのエネルギーを運動で消費しており、基礎代謝の1600kcalを加えると3900kcalの消費である。
また、週末スイムでは1セットが1000kcal程度の消費でもある訳で、そう考えると、体組成計等の基礎代謝の100kcal未満の変動で笑ったりするのもナンセンスな感じだ。
基礎代謝云々、筋肉を増やすって行為の大変さもあるけど、筋肉を増やすのに固執せず、メタボ世代は普通に運動して100kcal分運動するって気持ちを持つ方が有意義な感じだ。その消費カロリーを増やそうという心構えの結果に、筋肉が増えるって事で良いのでは無いだろうか?
話は変わるけど、このところ運動量は不変で、相当なカロリー消費をしているにも拘わらず、体重は殆ど変わっていない。これは、多分、相当なカロリー摂取生活を営んでいる証。確かに、間食も大好き。寝る前の食事も普通にしている。食欲は目覚めている間、常に旺盛。何時でも、何処でも、食欲旺盛。食欲に任せて食う!食う!食う!でも体重は変わらないっていうのは、日頃の最低でも1000kcalは行っている運動によるカロリー消費の賜なんだろう。ここで、摂取習慣そのままに、運動量を減らすと相当に加速的に肥満に陥るんだろう。
しかし、不思議なモノで、運動量が減るような長期連休では、不思議と食欲も減退する。運動するほどに食欲が連動して増大する。この辺が面白い現象である。これって、食欲っていう中枢系からのシグナルも、結局は燃料タンク内の燃料不足から来ているもののようである。燃料不足を実感するのは、大量な燃料消費の後の話。人間の身体っていうのは、実に合理的に出来て居るなぁ!って今更ながら感心するのであった。
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