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2008年12月 4日 (木)

もみじマークの表示義務猶予化に思ふ、、、

 紅葉マーク?枯葉マーク?っていう高齢運転者標識の表示の義務化に猶予を行う検討が始まったそうだ。この制度では、75歳以上の高齢運転者がマークを表示しなければならないというモノだが、医療制度における後期高齢者って区分等と併せ、高齢者から高齢者虐めだという批判が相次ぎ、表示義務に猶予処置を与えるか否かを検討するんだそうだ。

 制度的には年齢で敷居て、表示を決めるっていうのは、免許所得年齢が18歳とか16歳で区切られているように、逆に言えば返納年齢を決めるのも一つの手だとは思う。今の制度では、取得時に検査、条件があり、更新時にも一応は適正検査は為されているのであり、理屈の上では、変な表示義務は不要とも思えるのだが、高齢運転者標識の存在の意味を考えると、免許更新手続き時における適正検査だけでは、高齢者による運動機能の衰えによる運転操作への悪影響が防ぎきれない?って事を暗に認めているだけである。

 ルールと制度をシンプル且つ本来の姿に戻せば、そういう風な修正すべき補完ルールは不要となるのが本筋であり、高齢運転者標識は廃止して、免許更新時における適性検査を、より厳格に行うように修正するのが一番では無いだろうか?
 そのような適正が劣る場合に、免許条件において『眼鏡等』とかの条件で、『高齢運転者表示』とか『老化マーク』とか、、、そういう条件を適用するのが最も自然に感じる所である。
 実際に、運転適性を満たさない場合は、標識表示したところで適性が改善する筈もなく、そういう運転者に対する補助条件としては現実的には、眼鏡のように機材、器具による補助が条件となるのが本当は自然な姿でもある。

 或いは、適性検査を従来通りで、高齢者の反応の低下を注意によって対処しえいるドライバーが存在しているのも事実であり、それは多分安全と言えるだろうし、その反面、若年世代の過信や、熟練運転者の慢心による不注意が危険を伴うとも言える。
 そういう意味では、身体能力に応じた精神が伴えば安全という事にも繋がる訳で、危険か否かの判断は、そのシンクロ度合次第とも言える訳だ。
 そういう場合は、危険か否かの判断は、直近の運転状況における違反、反則行為が一定レベル以上となったときに『高齢運転者標識』ならぬ『危険運転者標識』、例えば髑髏マークとかDANGERマークを表示させて辱めた方がイイのでは?とも思うのである。前歴1以上とか、累積違反点数4点以上とかに、格好悪いマークを義務化させるのが一番良いように思うのである。

 昨今、カード類のIC化が進んでおり、免許証のIC化も間近だった筈。現行の免許証でも照会は一発で済む訳であり、点数照会なんざ簡単な筈である。こういう制度の方が合理的だと思うところだ。

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