健康なウンチ君
最近、COPD等の肺疾患に関する記事を書いたけど、この症状っていうと痰が絡むとか、息苦しいとかで体感症状だし、重大な肺疾患による症状とは言い切れない要素が多分に含まれる。
そんな中、肺疾患よりも現状では死亡原因の高い消化器系ガンを始めとする消化器疾患の異常を視覚的に冷静に判断に出来るのが、表題のウンチ君である。
特に、最近は大腸ガン、ポリープ、胃ガン等々に神経質?になっているので、毎日お会いできるウンチ君には特別な関心を持って見させて頂いている。
因みに、健康なウンチっていうと、毎日1回、バナナ二本程度の量の、それなりの太さのウンチである。ウンチの構成は細かくネットリ練った微細な感じに加え、色調は一定で黄土色というか、山吹色というか、黄色がかった茶色が正常。或る程度の太さ、或る程度の連続した長さ、そして色が重要な判定基準となる。
因みに、黄色がかった茶色っていうのは、肝臓で作られた胆汁の色であり、その色が臓器異常の信号となる。白色ウンチとか深緑系ウンチでは、膵臓癌、肝臓癌の可能性もある。黒色ウンチは胃部での出血であり、胃ガン、胃潰瘍が疑われる。ウンチの表面に激しい赤色が混じっていると直腸、大腸での出血、即ち、大腸ガン等が疑われるのである。
因みに、便秘とか下痢っていうのは異常な徴候であり、基本は適度な硬さのウンチを出し続けることが大事。便秘と下痢というのは便の大腸移動が連続的で無い事であり、ウンチの通り道が絞られるのが原因である。ウンチの太さが細くなって、便秘と下痢を繰り返し、便秘で黒色、下痢で真っ赤とかのウンチが出だすと致命的な症状に陥りかねない。
そんなウンチだけど、基本は毎日出るモノ。毎日、身体の中を通過してくるものであり、それをしっかり観察することで、日々の体内コンディションが想像ついたりするものである。それ故に、毎日、ウンチ君とコミュニケーションを取る事はとても大事である。
ところで、本日のウンチは、直径3cm程度で長さが20cm級が二本程度、、、、、色は単色の黄土色系、粒子感は緻密でクリーム状で洋式便器に沈んでも色が拡散しない程度の固まり感がある様子。至って健康である。
| 固定リンク
コメント