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2008年12月14日 (日)

ガソリン価格急落中、この影響は?

 現在、原油価格の暴落によりガソリン価格も急激に下落中である。最高でリッター180円を超えていたのが、僅か4ヶ月で110円台迄下落している。
 これは、金融危機による世界経済の失速による、原油が投機対象から外れマネーが引き上げたって要素もあるし、更には、同調して進んでいる急激な円高によるモノ。この状況により世界経済のみならず、国内景気も後退し不況が叫ばれ始めているが、その家計への圧迫の度合いの部分で、燃料費による家計への負担は間違いなく減っている。

 こういう経済環境の変化は、身近な日常にどのような影響を及ぼすだろうか?
 一番新しいニュースでは、原動機付き自転車と電動アシスト自転車の出荷台数が逆転するかも?ってニュース。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/manufacturer/203510/

がソースだが、原付が昭和57年に出荷ピークの270万台から徐々に減少しているのに対し、最近は電動自転車が堅調に増加している。その出荷台数の交錯する台数が29万台あたりとされているが、この傾向に拍車を掛けたのが、今年前半までの原油高騰による燃料高が一つの要因。勿論、他にも、環境対策による排ガス対応によるコスト増で原付価格が上昇したのもあるけど、燃料価格が下落に転じた来年以降、この原付減少、電チャリ増加というトレンドには逆のインパクトが働きそうだ。

 他にも、最近の自転車ブームでもそうだ。燃料費高騰による車離れ+健康志向で自動車通勤が自転車通勤に代わったのが秋口迄のトレンドだが、これも反動がでるかもしれない。
 更には、自動車のハイブリッドカー等の省エネブームも然り、現行プリウスではガソリン価格高騰で注目を浴びたが、来年以降登場するインサイト、新型プリウスもガソリン価格下落による市場への追い風は失いつつある。

 それでも、原油価格下落と同時にやってきたのが景気後退、不況風という問題。原油価格下落っていう部分は、間違いなく庶民の生活にはプラスで作用するが、不景気っていうのは贅沢品敬遠傾向として作用する。この二つの効果の兼ね合い、前述のようなトレンドがどう変化するか?これが見物である。そして、この相反する効果を生みだしているのが円高っていう為替動向でもあるのだ。
 過去においては円安で、輸入品高騰でインフレリスクを抱えながらも好景気というのが一つの流れだったけど、今後は円高で、輸入調達品の下落でもデフレ的となり不景気となるという傾向。個人的には円高で、輸入調達品の下落があっても景気好調が望ましいのだが、今の不景気の原因っていうのは、円安メリットを享受し続けた輸出産業が、円安による価格競争力のみで商売してきたツケにあるようだ。

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» ナショナル 電動自転車 [宇宙の果て]
これって、こういう事になっていたんですね。わかりました! 自転車の自転車屋でカタログをもらうと、 ジャイアントescapeR3 52,500円、 質量11.3グラムいやキログラム、 自転車これが一番安いのだが、20万、30万、40万、50万、60万 無限に高額のものがある、そんなに高いも....... [続きを読む]

受信: 2008年12月31日 (水) 10時35分

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