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2008年12月 5日 (金)

蒟蒻ゼリー反対声明?

 先日、蒟蒻ゼリー復活を喜んだ記事をアップしたけど、月曜日に消費者団体が反対声明だそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081201-00000044-yom-soci

が、ネットニュース。

この人達は、正月に餅、ぜんざい、しるこ、雑煮、、、、食わないのだろうか?餅には、加熱時間、熱湯へ浸す時間なんぞパッケージに書いてあるの見た事無いけど、文句言わないのは、餅を食うにあたって皆が配慮するのを常識としているから。

で、蒟蒻ゼリーってダイエット食を子供に食わせる配慮が無い事が最も責められるべきだが、、、と思ったりする。言うなれば、筋肉マニアが摂取するプロテインは普通の人が食うものでもない。
 これが一般的で無いなら、もっと身近な例で、ピーナッツは幼児に食わせると大事になるが、常識的に5歳以降迄食わせないとされているが、そんな注意書きは見た事無い。ピーナツの破片を肺に入れて大変な事態になる子供もいるけど、それに対してニュースには為らない。

 そんな中、餅やピーナッツのように危険でありながら表示されていない商品に較べると、蒟蒻ゼリーは非常に不憫な気がするのは自分だけだろうか?

 消費者庁創設って話もあるようだし、消費者団体も結構色んなメッセージを発信しているようだ。消費者保護のため!って言えば、聞こえが良いと言えば良いけど、、、、なんだかなぁ?って思うのが正直な意見。

 似たような話ではPL(製造物責任)法っていうのもそう。その一環かもしれないが、最近の機械類には、色んなシールが貼ってある。眩しいとか、巻き込まれ注意とか、、、、直感的には、大きなお世話って感じ。

 他にも労働災害関連もそうだ。労災が起こる。原因を探す。手順化する。指導、教育する。、、、、これって必要?有効?って感じ。

 確かに怪我は良くない。事故も不幸な現象だ。でも、それって、商品や場所を提供する側の責任か?というのは常に思う。それを言うと、刃物は売れない。下手すると、工具も売れない、、、、、蒟蒻ゼリーも以ての外、餅もNG、ピーナッツも駄目、、、、、、チョコも駄目、、、、、、、ぜ~んぶ駄目。って感じに為りかねない。

 大体、何が危険か?何が大丈夫か?どうしたら危ないか?っていうのは、成長と共に学び身に付けるもの。その危険は育児の段階で親が伝えるモノの筈。

 もっと言えば、同時公開の記事にもあるけど、そういう予知が出来ず不幸な事態に陥る事自体が、種族淘汰の宿命と捉えることは冷酷だろうか?そんな気さえするのである。

 消費者保護は大切だが、保護の意味合いが違う。保護とは、消費者が自分で判断するための情報を偽り無く提供できる指導を請け負う程度で十分な筈。危険かどうかは、消費者が判断すべき。判断能力をもぎ取るような体制が、判断が出来ない人間の増殖に加担するようなものだ。他の記事でも再々書いているけど、自己判断出来ない奴は、俺的には存在価値無しとまで思う。危ないと書いてないからやったっていうのは、どう考えても変である。燃えさかる火を前にして、ここ安全だからどうぞ!って言われて火の中を歩く奴なんか居ない筈。本来なら見りゃぁ判る話。消費者保護を唱う制度や団体は、消費者が判断する際の情報を正確に表示しているかを監視するだけで他には何も必要ないのでは無いだろうか?
 自分の身を守る、、、これは、子孫を繋ぐ意味で親が子に伝えるのが生物の掟だ。そこを社会とか組織で行う事自体ナンセンスであるっていうのが持論だ。もっと言えば、自分で判断出来ないような個体は消えて無くなっても仕方ないとさえ思うのである。

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