ブレストストローク、チョット開眼
自分は小学校から高校までブレストストローク、所謂平泳ぎが専門である。今でもメインはブレストストロークである。
しかし、この泳法は昭和40年代からトレンドが変化している泳法である。昔と今の泳ぎ方は全くといって良い程違うもの。今でも泳ぎ方は手と脚の動かし方で何通りかの選択肢がある。今のルールでは1ストローク1ブレスであり、これは絶対なんだが、昔は2ストローク1ブレスも良かったように思う。
自分がスクールで当時のオリンピック選手に習っていた時の泳ぎ方は、完全に昔スタイルであり、今の水泳部の人達とは全然違う訳で、大学卒業後、入社以降再度毎週のようにプールに通い始めてからは、周りと自分の違いに時代錯誤があるような感じを受けて、泳法の修正に取り組んできたのである。
この泳法の修正は、身体に染みついているせいか困難を極め、理屈に従って今の泳法で泳ぐと圧倒的にタイムダウンするのが情けない現実であったのだが、それにも懲りず、今の泳法を身に付け、今の泳法で速度の乗る勘所を見付ける事を目標に泳ぎ続けてきたのだが、、、、、
因みに、100mオンリーで全力で泳ぐと、泳ぎ方(キック、プルの組合せ)に限らず80秒~90秒程である。全盛期というか現役の時代は80秒は切れていたけど、まぁ、衰えている訳だ。
で、今、ブレストストロークに拘って泳ぐのは深い呼吸と脚力重視の筋持久力のトレーニングメニューであり、基本は3000mをどれ程で泳ぐか?ということ。ここ最近は3000mを60分、つまりは60往復で60分だから50mを1分のペースだったのだが、木曜日には、何時もと違う感覚を得たのである。その結果、50mを50秒未満のペースで3000mを48分で完泳出来たのだ。短距離100mの全速前進が90秒弱、3000m連続での100mピッチが98秒程度っていうと、自分ではスタミナモードでも推進力が維持出来ているなぁと素直に思うところ。
自分の泳法における推進力の殆どはキックから生み出され、プルが苦手だったのだが、木曜日はプルで相当の距離が進むというか、水を捉える感覚が掴めたのである。まぁ、水を捉えるというか、プルのリカバリーの際に水深を阻害するような感じが小さくなったとでも言う感じ。因みに、自由形クロールでは50mならば30秒程度のモノで速度の次元は違うけど、3000mのタイムではクロールでは相当に失速するのが自分の現状。
まぁ、実際にプールに通って泳いでいて3000mをノンストップで60分未満で泳ぐ人は他に見たこと無いけど、そんな中でベストで3000mを50分以内で泳げたのは、チョット嬉しい。
我ながら、この年齢、オッサン年齢でよく進化したもんだと自画自賛である。
なんていうかなぁ、、、、自転車や単車でも、このような進化を感じてみたいものだが、なかなか、そういう境地には達し無いなぁ、、、、、。
| 固定リンク
コメント