自転車、冷めたの?いや、熱くなれるのは単車だけさ!
表題のような質問を木曜日に聞かれた。
別に、冷めてないし、元々、ヒートしまくっていた訳でもないので、答えようの無い話。
以前のブログにも書いたけど、
http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2008/12/post-2cb4.html
な感じである。
基本は手の掛かる子持ちのオッサンである。自分だけで自由になる時間何ぞ知れているのである。育児でオヤジが消え去るのは、将来の禍根を残しそうなんで、そういう行為は今の段階では慎む意識である。
オヤジが消えれる時間の幅は?っていうと、日常的に考えると夜間の家族の寝静まった時間帯か、、、、休日ならばガキどもの寝ぼけ起床+ダラダラ食いで2時間程度が確保出来る時くらい。後は、子供のお昼寝タイムとか、、、、そんな時間の隙間しか自由に遊べる時間は無いといっても良い。
そう、、、、、現実は最長でも二時間なのである。
この長くて二時間の貴重な時間を何して過ごすか?っていうと、二時間はアッという間に過ぎてしまう。
そんな二時間を過ごすのには、趣味で過ごしたいのだが、一番の趣味である単車で二時間は全く時間が足らない。最低でも半日で4時間以上は乗らないと足を伸ばした気にならないし、攻めれる峠に出掛けるにしても、往復だけで下手すると2時間以上掛かったりして実質、時間に急かされるような形となるので不可能である。
となると、第二の趣味である健康増進である。健康増進は夜間の筋トレ等で実践し、その頃合いは週末の早朝に自転車で確認するというパターンなのだ。自転車を含め、健康フィットネスは一時間もあればメニューがこなせる。だから自転車や腹筋台、ベンチ台に乗るのである。
そんな自分に確保できる連続四時間以上の余暇は?っていうと、年に二回程度である。この年に二回程度の余暇の過ごし方は、文句なしに単車でのワインディングライディングなのである。
この基本は変わっていないのだが、どうやら最近の私の活動を見て、趣味スポーツとしては自転車>>>>単車って思う人が多かったみたい。
自転車にも金を遣ったのは確かだが、これは趣味スポーツとしての高ぶりというよりも、過去の自転車趣味時代における未経験ジャンルを確認したいという物的好奇心によるもの。そう、折り畳み自転車、小径スポーツ車、競輪仕様ピストとは異なるタイムトライアルマシンのような機材としてのバイクが過去の経験で味わいつくしていなかったジャンル故に、その辺を実感したかったのに過ぎないのである。
活動の推進力は、何と言っても好奇心である。自転車においてはライディングの上達願望や技量的好奇心ではなく、機材種別を確認するがための物的趣味に対する好奇心での付き合い。サイクルスポーツ、機材スポーツとしての好奇心は皆無に近い状態。それは、自分の限界は自分で到達した自覚があり、今以上は望めないし、周りの人間、友人、遭遇する人と客観的に較べても、今の自分で十分満足とも思っている状態だからである。だから、今の自転車趣味というのはサイクルスポーツとしての探求は趣味でなく、趣味は未体験の小径車で遊ぶという部分が趣味の部分。
それに対して、単車は、機材に対しても趣味的好奇心を持てるし、ライディングスポーツとしての部分でも、今以上が望めると思えるのである。単車の場合は、自分の限界には自分は到達していないと思う。乗れば、今以上に絶対に行けると思っている。実際、周りの人間、友人、遭遇する人と客観的に較べると、やはり、コイツは俺より上手だな!って思う瞬間があるからだ。例えば、このサイトのお客さんである『カジバ』くんは、上手いと思うし、敵わないと思う瞬間もある。それは、飛ばしている瞬間でなく、普通にツーリングしている普通の乗り方からも感じられるモノ。まぁ、会社のツーリングサークルで自分より上手?って思う奴は、18年間に一人も居なかったけど、先に紹介したカジバくんは確かに上手いし、ショップツーリングでも、やるなぁ!って思う人に出くわす事はあるのが正直な意見。
ということで、この二輪車をスポーツとして捉えた時に、自分の限界というか自分で満足できる状態を自分の中で極めた意識を持てるのは自転車だが、そういう意識を持てないのが単車であり、操作を趣味とするという考え方を持てば、最初から趣味スポーツは、単車ライディングしか無いのである。
健康を維持するための筋トレ、水泳も趣味スポーツとして取り組んでいるけど、筋トレの限界も今のレベルでは無いと思うし、水泳でも今の泳法による泳力レベルなんて、カスみたいなレベル。1時間で3~3.5kmで泳ぐなんてレベルでは過去の自分と比較すると全くダメダメである。1時間で3kmっていうのは100mを二分、50mを一分というスローペースだし、1時間を3.5kmっていうのも100mを1分40秒、50mを50秒というスローペース。もっと速く、もっとコンスタントに泳げる筈だし、泳いでいる時に40分を超える頃からは水を捉える感覚が滑り気味となるのが泳いでいて自覚できる。それ故に、レベルは低いのが判る訳だ。
単車、筋トレ、水泳って分野は自分の望む状態(≒欲しい到達点、限界)には現状はほど遠いと感じているのがスポーツを趣味として保つ理由。自転車は、、、、既に自分の望む状態となっているが故に、スポーツとしての能力を高めたいという強い欲求は皆無。そんな感じなのだ。
勿論、機材の探求というプラモ的、ラジコン的、盆栽的な意味では重要な趣味であるのは言うまでもないが、、、、
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