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2009年1月 4日 (日)

信号待ちの楽しみ方、回復率の計測。

 ラングスターTTでは心拍モニタリングで走行している。
 50km/hオーバーで持続すると200bpmを越えることもあるけど、一般には最高でも180bpm程度での走行だ。この180bpmっていうのは、運動強度から幾らになるか?っていうと、最高心拍数が202bpm、安静時心拍数が35bpmであり、(180-35)/(202-35)×100=87%という運動強度である。まぁ、平均の心拍数は150bpm程度であり(150-35)/(202-35)×100=69%であるのだが、公道走行では不可避な信号待ちでは、この心拍数がどれだけ下がるか?を計って遊んでいるのである。

 ホームコースでは片道で信号は3カ所しか無く、遠目に見て信号に掛かるか否かが一発で判る。そこで、信号で停まる時は、信号待ちが1分程度となるように狙って走る事が多い。そのために、信号待ち前の車道走行時には、心拍数を180bpm程度迄引っ張り上げる事が多い。そして、1分間でどれだけ心拍数が下がるか?を計るのが日課となっている。

 因みに、この運動直後の1分間で下がる心拍数の事を回復心拍数といい、この数値が大きい程、心肺機能が高いとされているのである。

 自分の場合、170~180bpm迄上げて信号待ちで停まって一分後にはどれ程になるか?をみると、大抵が110~115bpmということで、一分間で65bpm下がるのである。この下がり具合がどうか?を他人と較べた事は無いが、自分の心肺機能の状態を見るために、それを確認するのである。
 なお、信号待ちからの再スタートでは、殆ど即座に心拍数は170bpm以上に戻るのである。

 因みに、この評価指標を回復率という。算出は下記の通りである。

回復率=(運動時心拍数-1分後心拍数)÷10

 で、判定指標は

 2未満・・・劣っている     
 2~3・・・まあまあ      
 3~4・・・良い         
 4~6・・・優れている     
 7以上・・・極めて優れている 

 というもの。運動をやめた後、心拍数はすぐ戻るか?であり、体が高性能になると安静時の心拍数は少なくなってくるのだが、心肺機能の性能評価として、運動直後の心拍数があっという間に少なくなるか?という数値を表す回復率というものがあるのだ。

 この測定を信号待ちで行う事で、信号待ちを楽しみにして過ごしているのだ。

 昨今のスポーツサイクルブームでは、ロードバイク等で特に目に付くのが信号無視。でも、信号無視して迄走り続けるよりも、信号で停まる事で出来る事を見付けて楽しむ余裕こそが必要ではないか?とも思うのである。

 ところで、心拍数っていうのは結構変動するものである。特に低い範囲ではそうだ。安静時の35bpm程度っていうのは、相当に安静にしていないと得られない数値。平常の座り仕事時では45bpm程度になっているし、チョット動き回るとと55bpm程度には直ぐ上昇する。荷物を担いで忙しなく動いたり、小走りで動き回ったりすると、簡単に80bpm程度迄は上昇するもの。それ程に不安定だし、安静時であってもドキドキしたり、驚くだけで心拍数は跳ね上がる。
 そんな不安定な心拍数だけど95bpm以上となると一定以上の運動を続けないと到達しない心拍数である。だから、心拍数関連の数値で評価する指標があっても、95bpm以上の範囲の変化でコンディションを計る指標でないとバラツキが多いように思うのだが、そういう意味では、この回復率っていうのは、相当に高い心拍数領域の話なんで、案外まともに考えれるのである。
 一般にアスリートの安静時心拍数数値の低さが凄さの代名詞で取り上げられるけど、そんな数値はバラツキ過ぎて正確なところは判りづらい気がする。

 少なくと、静定状態で心拍数数値と身体能力を評価するならば、心拍数、気温、拡張期、収縮期の血圧数値を総合的に判断しなければNGだと思う。
 そういう思いから考えると、動的変化で心拍応答性を評価する回復率というのは正確では無いだろうか?但し、回復率の開始状態である運動時の心拍数という運動時の運動状態を如何にするか?によっては、回復率自体の数値も怪しくなるのは言うまでもない。

 このサイトに関心を持って下さる方、或いは、その数値を通して優劣を思う人への注意事項としては、この数値自体がどうか?というのは、他人との評価でなく、自身のコンディションの変化を把握するために便利という事で紹介している。
 よって、ここで紹介する数値を見て、優れているから嬉しいとか、劣っているから悔しいって思うのはナンセンスだ。自分の運動状態に対する身体の応答性を見る事で体力保持の度合いを自覚する道具にお奨めというスタンスだ。

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