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2009年1月 5日 (月)

心拍数、基礎代謝、骨格筋率は繋がってる?

 年末年始のCR走行では、先日の記事にもあるように回復率に関心を持って自転車漕ぎをしている。
 基本は5分間の目標心拍数の運動後に一分間毎で降下する心拍数を測定するというもの。

 で、その前に通常の自転車漕ぎでの心拍数のチェックも併せて行ってみた。

 まず、自転車を書斎から担いで出して走行準備状態に入る。すると、、、、心拍数は75~80bpmとなっている。安静時での心拍数が最低で35bpm、平常時の着座姿勢での心拍数が45bpm程度、立ち作業で65bpm程度だから、自転車を担ぎ二階から階段を下りるという行為だけで75bpm以上に上がるのである。

 その後、自宅の団地の下り坂を30km/h(90rpm)程度で降りる訳だが、固定シングル故に脚は回るけど駆動力は生まれていない状態。この状態で概ね95bpmという心拍数である。
 平地に入り、町内を25km/h程度で走行すると110~125bpmって心拍数、県道に出ると30km/h程度で走行するけど、その場合で130bpm強ってところである。 因みに、身体が温まる前のこの状態では、団地の坂を下りる時はせいぜい95bpmで、それからコース入口迄では130bpm程度迄しか上がっていないけど、信号で停まる毎に1分で75bpm程度迄下がる。この状態でも降下心拍数は55bpm前後で回復率は5.5程度ということ。

 河川沿いの道路で35km/h程度までアップすると145bpm程度迄跳ね上がり、40km/h程度を続けると155~160bpmとなるわけだ。更に加速して45km/hを越える辺りで175~185bpm、50km/h以上では190~200bpmオーバーとなる感じである。興味深いのは、高速域になるほどに速度アップ率以上に心拍数アップが見られる事であり、これは、高速域における空気抵抗が速度の二乗に比例して抵抗が増えるのと連動していること。つまり、言い換えれば、速度アップ率の二乗未満でしか心拍数が上がっていない場合は、風による応援が相当にあると言うことでもあるわけだ。

 なんか心臓っていうのは燃料供給ポンプの回転数みたいで、エンジン(筋肉)出力に連動して回転数(心拍数)が追随している。殆ど、誤差なく完全にシステマチックに動くのが面白いのである。

 そんな状態で走るけど、高速狙いで走る以外では最高でも50km/h未満であり心拍数も185bpm止まりの範囲で走るのが日課である。

 身体が温まった後の回復率の測定では180bpmをターゲットに5分程度の連続走行を行い停止して一分間で降下する心拍数を測定するのだが、60秒で-65bpm程降下し115bpm程度となる。その次の60秒で更に-15bpm程降下し100bpmとなり、その次の60秒で-10bpm弱降下して90bpm強程度となる。この状態からは暫く変わらない状態。停止しても最低でも心拍数が90bpmを維持した状態となっており、これを身体が温まった状態というんだろうと納得している。
 思うに、回復率は最大で6.5ということで、回復率の尺度でいうと心肺機能は相当に強い部類だけど、高心拍数領域では回復率6.5、ウォームアップ前の低心拍数領域では回復率5.5というならば、思うに、心拍数を高い領域迄上げれるから下がる量が大きい値を示しているだけともいう。つまり、自分でも心拍数を上げなければ一分での降下心拍数は低い筈であり計算上の快復率は小さな値であり、心肺機能が高いとも言えない筈だ。
 一般にいう心肺機能の強さ=回復率の大きな値って言うのは、高心拍数領域で運動出来れば降下心拍数が大きいだけの事である。単車のエンジンで言えば、超高回転型のエンジンはエンジンの降下回転数が大きくなるけど、その数値を以て高性能というには安直すぎるのと似ている感じだ。単純に心拍数が高い所迄上げられているだけの話である。

 では、何故に、心拍数を上げれるか?というと、、、、、心拍数は心臓ポンプのストローク数であり、結局、送る血液(=酸素)の量である。その量が大量に必要というのは、大量の筋肉があるか、或いは、時間あたりに激しく動かすか?のどちらかであり、結局は、筋肉が多いか、時間あたりの運動量(自転車ならケイデンス)が高いというだけであり、これは、心肺機能云々というよりも、身体条件がどうか?しか現さないのでは?という思いを持つのである。

 最高心拍数というのは、言ってみれば、筋肉量であり、これは、所謂、骨格筋率によって求められる基礎代謝量によって決まる数値ではないのか?というのが自分の感想である。
 実際、最高心拍数は今現在で205bpmを記録した事があるけど、体組成計で身体状態を見ると、骨格筋率では37.1%、基礎代謝量は1608kcalであり、これは、所謂20代の成人男性の基礎代謝量と遜色の無い数値だけど、相応の筋肉があるから心拍数が205bpmという、一般の心拍数を年齢から求める数式から懸け離れた数値になるのだろうか?と思ったりするのである。
 心拍の回復率にしても、結局は、高い心拍数迄上げる事が出来るから結果的に数値が高くなるだけの話に過ぎないように思ったりするのである。

 昨今のスポーツサイクルブームでは心肺機能を高める!って、割と抽象的な話が飛び交っているけど、色んな数値の関連を見つめてみると、心肺機能の評価値を自転車で得るという行為では、単純に筋肉量に見合った負荷×ペダリング回転数で得られるものであり、それって、心肺機能というよりも筋力アップやケイデンスアップって意味では?と思えたりするのである。

 この辺の感覚的には、真の意味で心肺機能が高ければ、先の心肺機能評価尺度が高くなって、高い負荷を高回転で回せるのかもしれないけど、高い負荷を高回転で回して心肺機能の評価指数値で高い値を出したからと言って心肺機能が高いとは言い切れないような印象である。必要条件と十分条件の違いのような感じを受けるのが正直な印象なのである。

 心肺機能って言う言葉の意味一つでも考える程に、定義的に難しいなぁ!っていうのが結論である。自分の場合、その数値が高いか低いかの判断は付かないが、取り敢えず今の自分の状態を把握しておいて、この値が季節によって変化するか?或いは、加齢によって変化するか?を注意して見ていこう!と思うのである。

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