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2009年1月11日 (日)

マニュアルトランスミッション

 最近の車は殆どが自動変速機(オートマチックトランスミッション)ばかりである。トルクコンバータ式の多段式からスチールベルトを用いた無断変速CVT式迄、兎に角、自動的に変速ギア比が変わるものが多い。因みに最近のMT率は新車販売台数の3%未満であり、MT仕様は化石扱いとなるもよう。まぁ、そんなATでも2ペダルでギア比が積極的に選べるトランスミッションも存在するようだけど、所謂普通の3ペダル+手動式変速操作というタイプは商用車の極一部に残っているだけで非常にレアな存在となっている。

 しかし、そんなラインナップ事情は別として自分としては運転するならば、どう考えてもMTへの拘りは譲れないのである。

 過去の車歴を振り返ってみると、半ば妥協してAT車を選んだ事もあるけれど、AT車が納車された日の内から後悔ばかりで、身体がATを受け付けないのである。

 ATっていうと操作が簡略化されて運転自体も操作が減るのだが、運転時における運転者の意識と車の動きのズレが生じるものである。このズレが非常に不愉快なのだ。ズレというのは、リズムの乱れみたいなもの。この微妙なミスマッチ感が特に運転時における精神状態に大きなストレスをもたらすのである。
 人に言わせれば、渋滞路ではATは楽とか、坂道発進が楽とか、、、、そんな話を聞くけど、MTでもストップアンドゴーでクラッチ操作をデリケートに、、、って事態は極稀。怠けた運転をすればローで繋いでブレーキだけでも、或る程度普通に動くし、坂道発進でも同じ。サイドブレーキなんぞは不要で脚の操作だけで普通に動くモノであり何の問題もない。

 そんな小さな事よりもMTの良さっていうのは沢山ある。箇条書きで纏めると、、、

1.欲しいトルクを好きなように固定して使える部分が有り難い。
2.特定のギアで回転上昇と速度上昇がソリッドにシンクロしてスリップが無い。
3.アクセルオフでの速度のコントロールが思い通りに出来る。
4.メンテナンス費用が安価
※.後は変速間のクラッチワークとアクセルワークのコラボレーションが楽しい。

 ってところが思い付くけど、そういう部分がATには掛けている。
 加速過程における繋ぎ目の感じないシフトアップ、減速過程における最小限のブリッピングで一定の減速加速度を保った減速とか、、、そういうので遊べるっていうのは非常に愉快な気がするのである。

 そんな訳でMT車に拘っており、今のエリオもMTだから買ったというもの。

 しかし、これから何か買おうかな?って状況で、MTを探しても、、、、、無いのである。MTを搭載し、実用上自分の希望を叶えるモデルって言うと基本は存在しない。何処かで妥協すれば現行レガシーのワゴンもあるけど、ボクサーエンジンってのが、どうしても好きになれない。候補的にはプロボックスワゴンが望ましいけど家族の反対を押し切ってまで買う必要もない。

 5ナンバーサイズを基本としてエリオ+αのラゲッジを持つ、普通の直4エンジンを搭載した、普通のMT車が欲しいのだが、最近の車はオールATで異様にデカイものばかりである。
 MTがラインナップされないってのは、市場がMTを要求していないんだろうとは思うけど、何故にMTの良さが人の心を捉えないのだろうか?不思議なモンである。

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