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2009年2月 3日 (火)

フォードが抜けたマツダは、

 2008年の11月、12月のマツダの国内生産の実績が発表された。それによると、国内生産は5万2524台で前年同月比42.5%減と単月で過去最大の下落率となったそうだ。一方で08年通年の国内生産は前半の好調を反映して107万8690台と15年ぶりに100万台を超えたとのこと。

 今回の急激な生産調整は、急激に進んだ金融危機による景気後退によるものだが、その直前に、フォードからのマツダ株の買い戻しが行われ、その結果、マツダの経営権はマツダに戻っており、その事自体はマツダにとって良かったのか?の評価は分かれるところである。

 マツダがフォードの傘下に完全に入り子会社のような状況となったときには、大きな悲観的なニュースとして取り上げられた一方で、それに慣れて年月が経過すると、今度は、フォードから独立する事自体も決して好意的な取り上げられ方が為されていないようにも見えるのである。
 広島在住で、自動車好きであってもマツダとは関係の無い人間の立場から見ると、経営権がマツダに戻るという状況は、自動車好きの望む趣味性の高い車への期待度からの判断だけで、良かったと思うのだけど、現実には、そういう状況を望まない人も多いのだろうと思ったりする。

 マツダがこの先、どんな車を出すのかは知らないけど、先代~現行の主力車種であるアクセラ、アテンザといった車種は、フォード、ボルボ、ジャガーという当時のグループで使い回す前提のプラットフォームであり、どうしてもデカイ印象がある。今の日本では、昔程幅広い車、三ナンバー車に対する敬遠する空気は薄いかも知れないが、車はでかくなっても路地裏の道、駐車場は昭和の頃と何にも変わっていない。となると、無闇な幅広ボディーは無意味では?というのが自分の印象。勝手な希望だが、日本市場の事を少しは考えたプラットフォームが生まれる可能性というが少しは出てきたかな?と言う期待感もある。
 勿論、フォード支配により危惧されたロータリーにしても、不景気だからという理由でロータリーを切り捨てるという選択肢は限りなく可能性としては小さくなるだろう。

 日本企業は日本人の希望を感じ取るような会社で会って貰いたいし、そういう可能性のある経営体制であることを望むので、そういう意味では、世界の景気後退とフォードからの株買い戻しというのは、絶妙なタイミングだったようにも思うのである。

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