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2009年2月15日 (日)

新幹線

 木曜日の出張では、初めて500系新幹線の8両編成である『こだま』号をホームで目撃した。今回の出張では、行きがN700系のぞみ、帰りが700系ひかりレールスターである。

 新幹線自体は乗り込んでしまえば、どの車両でも機にならないと言えば気にならないのだが、ホームで行き来する車両を見ていると、どれがカッコイイ、どれが今一というか、そんな感情を抱くのが不思議なところ。

 新幹線というのが鉄道車両であり旅客力、居住性の確保という観点で、先頭車両の形状は兎も角、客室車両の断面は殆どの車両が四角断面である。その断面に様々な先頭形状を組み合わせて成り立っているパターンであり、引退した0系、山陽線でこだま運用のみの100系では、スカート+尖ったノーズという構成。300系ではスカートとノーズ一体のウエッジシェープフォルムというのが定番の様子。そして、500系以降はノーズの最先端部が300系のスカート最下部から徐々に高い位置に移動しつつあるような感じである。

 300系は乗用車的な印象でアンダーフロアに空気を入れない構造のように見て取れるけど、500系以降からはアンダーフロアに空気を入れる入れないという観点ではなく、空気を如何に全面から側面に流すか?を考えたデザインになっている様子。
 確かに、鉄道車両程の重量があれば揚力によって車体がリフトするという事は殆ど考えなくても良いのかもしれない。そんな事よりも、車体先端で受けた空気をなるべくスムーズに側方、上方に流す事の方が大事という事なんだろうか?700系以降では、その様子が特に顕著に感じられる。大きな客室断面積を持ちながら空気を流す事でロスを最小に抑えるというのが700系以降のデザインのように見える。700系以降の新幹線は、必要な機能を確保しつつ速度を求める方向。500系は速度重視が顕著の様子。理由は、客室を圧迫しても全面投影面積を絞る円断面の車体を採用していることからも伺えるが、その潔さが、機能のわかりやすさ、格好良さに繋がっているようにも思うのは褒め過ぎか?

 素直に、単純に、何がカッコイイか?っていうと、700系を発端とする既存の全ての新幹線群よりも500系はカッコイイと個人的には思う。新幹線!って言えば、個人的には、0系、100系、500系が好きだ。300系は印象が薄いが、700系以降よりは好き。700系以降の車両(東北、北陸、九州等々も含む)は、どうも経済性重視の臭いが強すぎて『夢の』超特急という印象には結びつかない。

 因みに、新幹線の速度種別はU○○で表される。Uが300km/hオーバーという記号で、○○が性能数値を示すモノ。N700系はU43、500系はU49であり、新幹線での営業車両最速の称号は未だ500系新幹線のモノだったりする。過去のダイヤで博多~東京を最速で結んだ新幹線も500系で、この記録は現在も続く。まぁ、現在は300km/h程度で世界最速は謳えなくなっており、どっちでも良い。上海リニアでは430km/h、欧州の高速鉄道は320km/hとなっており、新幹線が世界最速に返り咲く可能性は今後極めて低いもの。新幹線が世界最速となれた最後の新幹線が500系だったとも言う訳だ。

 いつか、500系こだまで旅行してみたいような気もする。そんな思いをはせた出張であった。

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