糖尿病判断指標を変更?
糖尿病っていうと、言葉的には尿に糖が混ざる?って印象だが、その言葉の語源から連想すると、身体の体液中に溢れ出る糖分が過剰って印象であり、そういう意味で、現在の判定方法は、割と直感的に納得できるモノである。
現在の糖尿病の判定方法は?っていうと、空腹時血糖値が血液1[dL]あたり126[mg]以上または食後血糖値(ブドウ糖負荷後2時間血糖値)が同200[mg]以上で糖尿病と診断される。自分が受ける健康診断の際は、前日の夕食以降の食を断って、翌日の空腹状態で血液検査っていうのが自分の受診する健康診断のデフォルトだが、現実、飛び入り等の健康診断では、空腹であるか?或いは、健康診断前に激しい運動したか?によって、血中血糖値は大きくばらつくのが常であり、そういう場合は正確な疾病検知が出来ないという。
そこで、過去1~2ヶ月の血糖状態に連動して変化する赤血球+ブドウ糖物質の濃度を測り、過去の血糖状態を検知した上で糖尿病の診断をしようという方向に変化しつつあるようだ。
因みに、赤血球は寿命が長いのだが、その赤血球中のヘモグロビンがブドウ糖と結合したものがヘモグロビンA1cであり、これを利用するそうだ。
そういえば、コンビニ健康診断での糖尿病診断も血糖値とは違うこの方法を採用するって言っていたけど、思うのは、血液検査一つでも、検査項目は様々であり、全ての指標数値が連動していると思えば、一つの指標で判断を行う事自体が無理があるようにも思う。
自身の健康診断結果は、↓に紹介した事もあるけど、
http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2008/11/post-c99c.html
この検査項目数値は、体調の変化に併せて全ての数値が連動しており、数値全てを相対的に判断しないと、糖尿病?って診断は、特に予兆段階、前段症状には使えない印象だ。
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