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2009年2月17日 (火)

ゴミが面白い

 最近はゴミみたいなデジカメに夢中?である。ゴミみたいというか、ゴミそのもののデジカメに夢中という感じである。

 ゴミみたいというジャンルでは、超低画素で綺麗に撮ることが困難なデジカメを使うという部分で、そんなデジカメで敢えて怪しい写真を撮るっていうのも楽しいのだが、ゴミそのもののデジカメっていう場合は、基本はジャンク、不動というレベルの品物を解体修理して撮影可能な状態に戻すという部分、つまりは、デジカメで写真を撮るという以前に、壊れたデジカメで写真を撮る事が出来る状態に戻すという部分で楽しい訳だ。

 それ故に、自分の技量を超えた修理というのは不可能であり、自分の技量の範囲で直せる範囲の故障品が対象となる。技量を超えた不可能領域というと、LSIやIC関連の内部的不具合、ズーム、AF等の高精度光学系の不具合という領域。自分で何とか復帰可能なレベルというと、各部の接触不良であったり、電池液漏れ腐食による基板再生、物理的な損壊の修理、基板上の抵抗交換等という範囲で基本的には単純な修理に限られるのだが、その単純な修理であっても何だか動かなくなったモノを直すっていうのは結構楽しい。

 こうなってくると、殆ど、デジカメで綺麗な写真を撮るというレベルでなく、綺麗に撮れないデジカメで、貧しい機能が十分と思えるような使い方を探るという部分であったり、オモチャのお医者さんならぬ、軽度な症状のデジカメ診療所的な部分なのだが、それでも楽しいのである。

 この綺麗に撮れないデジカメ、或いは、修理が素人の自分の範疇に収まるデジカメというと物理的に構造がシンプルなモノに限られてくる。

 ズーム無し、出来れば固定焦点なデジカメがターゲットとなるのである。ズーム無しで固定焦点なデジカメ、、、、こういう機種に心惹かれる今日この頃である。

 液晶な無い方が望ましい。ただ、シンプル好きなのだが、取り込み用ドライバーの有無の問題からリムーバルメディア対応の方が嬉しいし、使い回し、汎用性から言うとCFが一番理想だったりする。
 そんなデジカメで遊ぶっていうのが最近のマイブームなのである。

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