AVPCパーツ揃いました
表題の如く、かつてから懸念だったAVPCのパーツが入荷しました。
このマシンは、AV機器と並べて設置するリビング用パソコンです。基本は、地上デジタル放送のキャプチャー、録画と、アナログハイビジョン映像のキャプチャー、録画を行うものです。アナログハイビジョンキャプチャーは、AV機器の内、DRモード以外の形で取り溜める事が出来るDVDデッキのXW200Vからのアナログハイビジョン出力をD端子で分配させてPCに入れる仕様となります。
マシン自体はオーソドックスなミドルタワーですが、特徴は?っていうと、5インチベイが5段装備されている点でしょうか?そして、3.5インチを含む全てのベイにおける機器の脱着はネジを使わないカートリッジ式となっております。
今回、光学ドライブはBDとDVDマルチの二台を装備しています。本当は一台で事足りるのでしょうが、取り敢えず?付けてみました。HDDは楽ラックというディスクケースを用いています。このケースをHDDの台数分装着しました。このケースはファンが装備され、ドライブユニットをラバーマウントさせた上で、ベアドライブをフロントから工具レスで脱着が可能な優れものです。HDDは1TBを三台で、システムドライブ+DPSRドライブ+作業ドライブとなります。
更に特徴的なのは、32bitOSの採用でメモリーが最大で4GBしか使えないというOSですが、強引に12GBを実装しています。勿論、使えないのは活けませんから、8GBをRAMドライブに割り当てます。このRAMドライブが全ての作業のテンポラリーファイル置き場、仮想記憶指定場所、キャッシュ保存領域として使います。
システム上の特徴はそれぐらいで、後はコンベンショナルというかスタンダードな構成です。CPUは予定通りCore i7 920、VGAはGeforce 9600GT(メモリバス幅が256bitで最安価なビデオカードがコレ)の1GBメモリ仕様(問屋には1GBメモリっていうのは在庫を置かないそうです。)ってとこでしょうか?他は、時代的にですがFDDレスという仕様で、マルチカードリーダー(SmartMedia、xD、CF、SD、MS)を3.5インチベイにセットしています。
考えてみれば、敢えて迄必要なマシンではありません。っていうか、どちらかというと不要なマシンとも言えますが、まさか、テレビが壊れるとは予想していなかっただけに、結果的に出費が重なったのが痛いとも言えます。そうは言っても、新しいモノは、何だかワクワクするのも事実です。金は無くても浪費は楽しいですねぇ、、、、これって、前記事のダイエットにブログが有効の喩えに、ローン地獄に対しては家計簿が有効って記事と或る意味反するものですが、、、、
さて、このシステムの導入に際しての最後の懸案は?っていうと、AV機器からのアナログハイビジョン出力の横取りをどうするか?ってところです。地上デジタル放送は、地デジキャプチャーカードで賄うので問題無いですが、このPCの最大の目玉?は、アナログハイビジョン出力のキャプチャリングに在る訳です。
一番単純な横取りは、AV機器の特定の一台のD端子出力を分配することですが、複数の入力と複数の出力を組み合わせる事によって、他の映像機器との融合も可能となります。前者の簡単な方法では、マスプロのDASP3辺りでOKですが、後者の複雑なパターンを狙うと、SONYのSB-RX300Dって方法もあります。この辺を、どう考えるか?がポイントになりそうです。機能を重視するか?操作の単純化を重視するか?この辺の考え方ですね。
そうそう、最後に重要なのは、リビングのブラウン管テレビが載ったテレビ台に隣接させて置く訳ですが、息子のイタズラからの対応が重要になってくる訳です。一応は、簡易ラックで側面にはパンチングプレートでカバーしようか?と構想しているのですが、これから二三日の間に考えを纏めなければなりません。少なくとも、PCの排熱を考えると密閉ラックはNGですので、基本は単独設置と同じようなPCラックを作る必要があります。
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