core i7 新シリーズ登場らしい。
年末から最近に掛けては、自転車、健康といった肉体的な活動に対する関心よりも、オモチャデジカメ、ハイビジョンテレビを中心とした映像機器、パソコンといった部分に関心が移っていた。そのインドア系の関心での最大の投資というか、変化というか、生活におけるインパクトという部分では、何度も記事にしてきた映像データを扱うためのパソコンの新規導入である。
そのパソコンの肝は何と言っても、ネイティブクワッドコアのcore i7プロセッサの導入である。
このcore i7プロセッサは2008年の11月でデビューしたもので、そのラインナップは、ハイエンドの965、ミドルレンジの940、エントリーの920の構成でデビューした。965っていうのは、正にハイエンドで高価かつ高性能なグレード、その下の940と920というのは基本構成は同じだが、クロック数を抑えたグレードである。
細かな違いは在るモノの、違いの主はクロック数であり、965のExtreme Editionは3.2GHz、940が2.93GHz、920が2.66GHzというもの。クロック数といっても内部コアクロックの倍率違いであり、順に24倍、22倍、20倍の違いである。
今回、選んだのは最低倍率の20倍のモデルである920だ。
そんなcore i7プロセッサだけど、いよいよマイナーチェンジされる模様だ。マイナーチェンジではコアステッピングの変更で、c-0ステッピングからd-0ステッピングへ変更される。
そのステッピング変更は当面は920のみ行われるようで、940と965ではステッピングの変更は行われないようだ。これは、940と965はc-0ステッピングのまま終了するということで、マイナーチェンジモデルが登場するということ。で、940が950に、965が975に変更されるようだ。
この975、950は共にD-0ステッピングで、クロック数が向上するらしい。975が3.33GHz、950が3.03GHzということで、920の後継は登場が見送られるそうだ。
遂に、3GHzを完全にオーバーする領域に新しいCPUも突入するっていうのが感慨深いモノ。
クロック競争の時代に於いてはPentium4が3GHz近辺でクロックの限界を悟り、マルチコア化にシフトしてクロック数自体が2GHz帯に落ち着いていたのだが、それが再び高クロックの領域にやってきたのだろうか?それにしても、何時まで性能向上の競争は続くのだろうか?
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