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2009年3月20日 (金)

ネットブックよりも、、、、

 チョイ前はネットブックが欲しい!って思っていた。
 理由は無線LANのケーブルレスのノートPCの快適さ故にだが、今回AV編集用PCを導入してからは、PCはやっぱりスタンダードPCが一番って印象。

 ネットブックだろうが、PDAだろうが、、、、屋外に持ち運ぶのは面倒臭い。外に出る時は身軽が一番であり、携帯電話で十分なのだ。外でPCを使う必要性は殆ど無い。

 となると、ネットブックの意味は、宅内で自由にと言う事だが、宅内でくつろぐ場所と言えば大抵はリビング。リビングでネットブックのメリットはコードレスということ。楽な姿勢で気楽に使う時に邪魔な配線が無いっていうのが最大のメリット。

 ところば、実際に使う場所、リビングで使う場所というのは、基本は場所が決まっている。色んな使い方ではキッチンで献立検索とか、、、あるけど、濡れた手ではネットブックとはいえ、PCなんぞ操作しないのが現実であり、献立検索はくつろげる場所での話だ。

 使い始めればネットブックよりも画面が大きなスタンダードPCを無線LANでつなぐのが一番。実際、そうなのだ。ネットブック故に、外付けのデバイスを付けると更に煩わしくなる。可搬性は果たして必要か?と最近は思ったりする。

 やはり、その根拠は、PC操作は大抵決まった場所で行う。コンパクトさとか可搬性をみんな求めているようで、実は、くつろぎながらの姿勢の入れ換えに煩わしさが無いのを求めているのが実状では無いだろうか?最近、ノートPC、新型AV編集PCを導入してから思ったことが、そういう結論である。ならば、、、、、、コードレスのキーボード、マウスで普通のPCが一番か?と改めて思うところ。

 今、テレビの横に液晶モニターを設置したAV編集PCを置いているけど、入出力デバイスは無線である。
 このワイヤレスのキーボードを持って寝転がって画面を見て作業、、、、、ネットブック、ノートPCの比ではない快適さ、、、、、画面は大画面のテレビ並みである。処理速度は、並のノートPC、ネットブックの比ではない。現状では最高性能に近い部類のマシンである。リビングの真ん中で寝転がって画面を見ながら操作する。最高に快適だと思う。

 これだけ大きな画面なら、家族の記録をビデオやカメラからメディアをセットすると即座に画面で再生される。圧巻なのはデジカメ映像だ。自動で取り込んでスライドショーで再生する。それをテレビ感覚で大人数で見れる。こういう芸当は、ちっぽけな画面のハンディPCでは不可能だ。ソファーに座ってみんなでモニターを見ながら話す。小さなノートPCに覗き込むように集まるなんてナンセンス。

 パソコンの将来は、完全なる家電化だろう。普通の家電と同じくリモコンで動かす。大勢で楽しむ。そういう使い方こそが王道的進化のように思う。

 やはり、リビングPCをワイヤレスで動かす!多分、これが最強であろう。

 パソコンが子供部屋とかオヤジの書斎、寝室に鎮座する時代は終わったように思う。
 リビングに置いておけば、子供の有害サイトアクセス云々も危険性はグッと減る。

 インターネットパソコンを第二世代のテレビと位置付ければ、そう危惧することも無いように思う。テレビ+ビデオが個室に入るからアンダーグラウンドになるわけで、パソコンの生い立ちが個室からスタートしたから、今の危惧が有る訳だ。

 ふと、そんな事を考える所。

 なお、自分の書斎には、従来通り、従来的価値観によるPCが普通に鎮座しているが、そういう使い方は前世紀的な使い方に感じる。

 テレビが家族に一台でオープンな時代には、テレビが有害とは言われていなかった訳で、パソコンも漸く個人の趣味的なクローズな世界なモノから家族で共有出来るオープンなモノになりつつあるのかなぁ?と思うところ。

 家族で取り溜めたマルチメディアデータをみんなで楽しむためのマシン。こういうのがパソコンの生きる道のように思う。現状、そういうスペックを楽勝で実現しようと思えば、子供部屋に一台というレベルのマシンではなく、相当に高価になるので、そういう面から考えても一家に一台的なマシンの置き場所はリビングこそ相応しいように思うところだ。

 今回、ASUSTEK P6T + intel core i7 という構成でマシンを作成したけど、このような使い方をしたいな?って思い立ったのは、実は、遡る事10年以上昔の話。丁度、そんな時にPC-9801系が元気な時代に98セレブってパソコンが登場して、俺って先見の明在る?なんて思っていた時代。あの頃イメージしていたオペレーションが漸く実用に耐えうるようになってきたのである。当時は、イメージこそしても、CPUもP55Cの200~233MHzどまり、OSもWindows98止まり、それ故に、メモリもPC-98なら256MBが現実的な上限の時代。映像コンテンツをブイブイ再生、コピー、大量のサムネイルを高速表示なんては夢のまた夢の時代。

 この思い付いたオペレーションが実用可能となるのには、10年が経過した訳だ。
 そして、偶然、今回はPC-9821Xv20/W30をメンテする機会が在った訳だが、PC-98の最終世代のマシンでも今触ると、とても大規模なマルチメディアデータを扱うには物足りないのが判る。
 なんとも、巡り合わせを感じるというか、そういう感慨にふけるところである。

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