ブームの折り返しの予感
三連休では郊外のショッピングセンターに何度か出掛けた。
そこの自転車売り場では、ブームを反映してか、結構な数のスポーツサイクルが展示してあった。見ると、、、、、価格は安めでそれなりな感じのスポーツサイクルが大挙展示してある。価格帯的には49,800円~結構選べる状況。
この価格帯から結構な選択肢があるのにはビックリである。正に、スポーツサイクルブームで、ロードバイクに乗れば速く走れるという幻想がマーケットに渦巻いているように感じる。
しかし、この状況を思うと、そのマーケットに剰りにも多くの商品が展開されているのでは?と言う事。これは、小さなマーケットを無闇に奪い合っている状況にしか見えなかったりする。そして、そのような価格帯に関心を持つ人の多くは、殆どが素人であり、初心者であり、精通度が低い人であるのも間違い無いところ。
そんな消費者を奪い合っている状況では、供給する側への利益の配分も少ないだろう。
こんな状況は、ブームの頂点でよく見られる状況。そこにマーケットがあると思い、売り手が集中する。しかし、配分量が少なく撤退が目立ち始める。撤退が始まると、そのマーケットには寂しさが漂う。そうすれば、認識の甘い客層には、ブームの衰退という風に捉えられる。結果、ブームの衰退が加速するという動きである。
過去のブームの多くは、そういう風に衰退してきたように思うけど、自転車ブームも折り返し点を迎えるのだろうか?
ふと、そんな事を感じたのである。
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