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2009年3月17日 (火)

ハイビジョン、液晶VSブラウン管

 日曜日にAVパソコンのセットアップを行った。設置場所はテレビの隣である。最後の懸案であったDVD/HDDレコーダーであるXW200VからのテレビとパソコンのキャプチャーへのD端子出力分配もDASP3って一番簡単なタイプを選び、必要なケーブル類が全て揃ったので実際に接続して動くようにしたのである。

 このパソコン、地デジ関連はアンテナで受信してキャプチャーするというもので、パソコン自体がチューナーの様なモノ。モニターの解像度は1920×1200で、画面一杯にハイビジョン映像を表示することが出来る。このモニターは、IIYAMAのLCDモニター、画素ピッチが0.2865mm、応答速度が2msec、輝度が300cd/m2、コントラスト比が1:1000か1:4000という仕様。ACR機能、オーバードライブ回路搭載ということで、高速な動き、高コントラストな映像を鮮明に映し出せるという売り込みの商品だ。
 このモニターを廉価版のハイビジョンブラウン管(HITACHの32CL-DH550)と並べて置いているのだ。

 で、パソコン内の地デジアプリケーションを起動して一番最初に行ったのがチャンネルスキャンであり、その直後に画面一杯に地デジの画面が出てくる。

 その画面は、隣のブラウン管と同じ画面だ、、、、、、で、並べた状態で、同じ映像を見ての印象、、、、、色味は別として、最新の液晶テレビと同等以上の倍速回路を持つ液晶モニターの動画の追随性だが、、、、圧倒的にブラウン管の方が動きに対して滲まない感じ。
 一方で、静止画像の表示では、ブラウン管は疲れるけど液晶は疲れないって感じ。

 確かに、液晶は液晶なりに綺麗だけど、少なくともPCでも使える液晶モニターというモノは、動画表示においてはブラウン管に追い付いていないというか、そういう印象だ。

 家電量販店にて液晶、プラズマばかりが展示されている空間で見て、何となく思っていた、ザワザワ感、滲み感、残像感っていうのは、錯覚でなかったんだ!っていうのが感想。実際、ブラウン管を見なくとも、何となく動きにキレがない印象なんだが、その印象は家電量販店では映像コンテンツ自体のモノかな?とも思っていたのが、この印象は、液晶モニターというハードウェアに依るモノなんだ!って確信に変わったのである。隣にブラウン管で並べると、圧倒的にブラウン管の方が自然でキレのある動きを正確に表示するのが分かる。
 野球中継等のスポーツ中継では液晶は未だ尚早のような印象。手に入る内にハイビジョンブラウン管のスペアを確保したい程の気持ちが、偽らざる印象。現実問題では、大型のブラウン管の予備なんぞ、置く場所が無いから不可能なんだが、そういう印象だ。

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