自然が一番かな?
以前、植物乳酸菌ヨーグルトの話を記事に書いたことがある。記事は↓だ。
http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2009/01/post-c0a8.html
乳酸菌は?っていうと、動物乳酸菌と植物乳酸菌があるが、植物乳酸菌の最大のメリットは過酷な環境にも強いということ。それ故に、強い酸性の胃に到っても活動できるのが強みで、ピロリ菌撃退にも有効か?って話だが、それを用いた食品が今注目を浴びているらしい。
ところで、動物乳酸菌でも植物乳酸菌でも、他には食物繊維でも何でもだが、こういうモノは伝統的な食材に普通に含まれているものでもある。それを、わざわざ加工食品に取り入れる事が最近はニュースになるけど、これって、良いの?っていうのが感想。
良く聞くフレーズは、この錠剤一つでレモン100個分のビタミンとか、、、、あるいは、このバースナック一本で、朝食一食分の栄養とか、、、、
冷静に考えると、こういう加工食材、薬剤というのは、自然なモノが含まれているけど、含まれ方が極めて不自然なような気がするのである。自然なモノでも不自然に含まれると、多分、健康には良くないのでは無いだろうか?
っていうのは、健康というのは身体環境であり、環境には必要な物質が平衡を保って存在する状態が最も望ましいっていうのは、地球環境、自然、海洋環境、生態系に於いては極当然の話。自然なモノでも不自然に存在すると、平衡が崩れ、環境というモノに対しては健全では無いのが通例であり、人体環境にしても例外では無いのでは?と思うのである。
昨今の技術開発により、色んな物質を濃縮した食材、特保食品、サプリが氾濫しているが、何れも濃縮度や純度から考えたりすると、それらを摂取することは極めて不自然な環境に向かう自殺行為のようにも思うのである。
植物乳酸菌が身体に良いかもしれないが、それを濃縮摂取するのは多分、良くない、、、、そんな気がするのである。
仮に、植物乳酸菌を摂取したいなら、毎日キムチでも食えば良いだろうし、納豆菌やイソフラボンが良いのなら、毎日納豆を食えばよいようにも思う。普通にあるモノを普通に食ってバランスを保つっていうのが多分だが、一番マトモな健康維持が可能な食生活だと思うのである。
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