情熱大陸を見て、、、
日曜夜中の表題の番組のテーマは、論文で体内時計を扱う研究者の話だった。
そこで、このブログ的に参考になるのは、研究者の方が講演されていた研究会での質疑応答の一齣。
それは、質問者が筋トレに効果的な時間は?って質問に対して、
『体力が一番アップする時間帯、即ち、午後四時頃!』
って解答を聞いた事。なる程!っていうか、なんていうか、そうなんだ!と驚く一方で、これって、一般社会人には無理な相談だな!って印象と、その一方で、学生の部活っていうのは一番効率が良いって事か!と羨ましく思ったり、、、、
その番組内容は兎も角、印象的だったのは、若き研究者の考え方。
その考え方は質問者が研究者に投げかけた二通りの選択でどちらを選ぶか?というシーンでの話。
研究者のモチベーションはどっち?で、
一つは、『社会貢献』
もう一つは、『好奇心探求』
で、研究者に選択させていたのが、自分も常日頃考える事であり、つい、見入ってしまったところ。この選択では、番組では社会貢献は数の論理で、どれほどの人に役立つか?が重要という意見が出て、好奇心探求に対して分が悪い印象だった。因みに、この対象のメインの研究者は好奇心探求を選択されていたのが印象的。
確かに、社会貢献では、数の論理で、如何に多くの人に役立つか?という事だけど、好奇心探求っていうのは、私個人の意見では個人のための活動とは思わない。
好奇心とは人類の習性であり、習性とは何か?というと、人数という数を超えた、種族発展のための行動パターンと思うのである。一見、社会貢献の方が好奇心よりも多くに影響を与えるようであって、実は、好奇心探求で生まれる知見という方が、遙かに種族にとっては大きな財産になるのでは?というのが私の考えだ。
しかし、個人にとって活動の充実度は何で測るか?っていうと、成果が絶対であり、行動に対しての成功体験、感謝される体験が必須であり、そういう意味では、社会貢献の方がモチベーションが持続しやすいかも、、、、って思ったりするのである。
まぁ、この質問は二者択一の問いかけでなく、社会貢献というのも組織性を持つ人間の特徴であるのは事実であり、その二つのモチベーションを共に持ち、その割合が人によって異なるというのが多分正解なんだろう。
| 固定リンク
コメント